史上最強と言われた台風19号が
関東上空を通り過ぎて丸2日が経とうとしています。

(書いてたけっこうな文章が消える事態がおきて意気消沈しています…)


近づいて来る前から、その勢力の大きさや、
防災に関する対策を講じる情報が溢れていましたね。
台風は近づいてくるまでに時間があるから、対策ができていい反面、振り回されてしまうことにもなりかねないなと思いました。
情報が多ければ多いほど不安になってしまった方もいるのではないかと思います。

幸い、私の住む地域は停電も断水もなく、朝になればありがたいことに日常が戻ってきました。

被災された方々に1日でも早く日常が戻ってきますように。


我が家は食糧の備蓄こそあるものの、
防災対策についてはほとんどやってないというのが正直なところでした。

やってないのに、いろんな情報が交錯して不安になる、でも何をやったらいいのかわからない、みたいな状況でした。

こういう時ってどこまでやってもいいような気もするし、どこまでやったら正解とかもなくて、
自分の気持ちと襲ってくる不安とやれることにどう折り合いをつけて行くか、なのかなと思いました。

自然の力にはやはり抗えない。
どんなに対策を講じても被害に遭ってしまうときもあるものだと腹をくくるのも必要なのかなと思いました。

とはいえ、我が家はほぼ被害のない状況ですからこんなことが言えてるのかもしれないです。

台風前の我が家といえば、
卓上コンロはあるけど、ボンベがない…
ペットボトルの水がない…
懐中電灯はあるけど電池がない…
(どれも初歩的。。。)
というような状況でした。

やることもやれることもたくさんあるからこそ、何をやればいいのかわからない。
私はそんな状況に陥りました。

ひとまず情報で入ってきた水のうを作り、
ご飯を炊き、お風呂の水ははったままにして、
うどんなら冷たくても食べられるからと茹でて、
庭先や家の周りに出ているものがないかを確認する…
くらいに留まりました。

家はおそらく丈夫なので雨風は凌げるだろうということはある程度予想ができました。
川も近くにないから、水道管が破裂しなければ水害も考えにくい。
でも、オール電化だから停電したらお湯も沸かせなくなるし、ろうそくがあってもライターがなければ灯りを灯すこともできなくなります。


台風の後ですが、我が家では最低限何が必要なのかが少しずつ見えてきました。

卓上コンロは大きなものをほぼ使わないで奥にしまったままでしたが、もう少し小ぶりなものに変える。(普段から使うようにする)
懐中電灯はあるので、ランタンを準備し、乾電池をストックしておく。
何かあれば出かけられるように車のガソリンは満タンにしておく。

など…

もちろんまだまだありますよね。
不安を煽る情報に翻弄されがちですが、
不安を無駄に大きくするより、自分が不安に思うことを明確にして、
それを一つずつクリアにしていける方が精神的にも健やかでいられそうです。


今回は台風なので、ある程度準備期間があったけど、これが地震なら予告なくやってきます。
また対策も違ってくるでしょう。
そして対策を講じたとしても今回の川の氾濫のように予測できない事態がいくつもの個所で起こることもまたあることなのですね。

今回のことを忘れないうちに、そのうちそのうちと思っていた防災関連のことをやろうと思います。


台風一過の朝の青空。
まるで何もなかったような空でした。


お読みいただきありがとうございます。