何冊か並行して読んでいて内容が入ってるのか入ってないのか・・・
私の読書はそんな感じです。
そんな感じなので、今回は3冊同時期くらいに読了いたしました。
 

密教と風水を交えて片づけについてももちろんですが、
どちらかというと自分自身についてだったり、感情についてのことが書いてありました。
 
私の独断でははやり「身の回りは清潔に、整理整頓されているほうがいい」ということが
書かれており、序盤少々苦しくもありました。
 
「部屋の乱れは心乱れ」その通りなのだけど、
それを正面から言われるとやや傷つくという。めんどくさいヤツなんです。私。
 
ただ、最後の『第5章 感情を整える10の習慣』まで読んで
あー、片づけというより人生(大げさ)に全部つながるのかな、と思いました。
 
感情って本当に不思議ですよね。
これがあるのとないのとでは人生が全然違うと思うから。
うちの夫は無感情、無感動な人間だなぁと思うのですが、
それは私と感情の動くところが違うからなのだと思います。
彼の感情が動くのはほんの一瞬でなかなかそれを私がキャッチできなかったり、
丁寧に扱えなかったりします。
昨日の朝も洗濯を干してくれたから「ありがとありがとー」といったけど無言。
こちらからせっかく言ってやったのに(←もうこれがダメ)、と思うのですが、
夫は私の言葉に感情が伴ってないのを感じ取るのだと思います。
そういう意味では私なんかよりもよっぽど繊細な心の持ち主なのかもしれません。
私の当面の目標はどうしたら夫の関心に関心を寄せられるのかなのだと思うのですが、
こうして穏やかな時はそう思えても日常の中ではなかなか思えません。
難しいですね。
 
さて、話を戻しますが、
最後まで読んで、この本の目的は片づけさせることではないのだろうな、というのに
気づいたりします。(個人の感想です)
感情ってあることで面倒な局面もありますよね。
ポジティブならいいのかもしれないけど、
ネガティブな感情ももちろん発生する。
どうしても許せないこととか、怒りに発展することとか、悲しみとか。
本によれば感情はまず、全肯定すること。
面倒だけどそれがあることで彩りがあるのもまた然り。
 
『感情はただの反応』
 
というフレーズが出てくるのですが、そうなのか!と目からうろこ。
常に感情に振り回されている感覚はなかったのですが、
でも子供たちに対して感情的に接してしまうという面では十分振り回されているのかもなぁと思いました。
ただの反応だからあって当然。
怒りも悲しみもそれによってどうにもできないことも、とりあえずは肯定してみる。
もちろんポジティブな感情も。
そんなことから始めてみようと思いました。
(こんなことずっと思ってる気もしますね)
 
本は読んだらよみっぱなしということが多いのですが・・・
こうして勝手にアウトプットして、読み返したりすると自分の中に少し入る気がします。
 
お付き合いいただきましてありがとうございました。