10年以上前になろうかと思いますが
おばに買ってもらったと思われる手袋。
(正確には買ってもらったのか自分で買ったのかよく覚えてないのですが)
何度も片方なくなりかけてるけど、戻ってきたり、
一時、いよいよなくなったなーと思っていたら、忘れかけた頃に片方が見つかったりもしました。
この手袋を見ると必ずおばのことを思い出す(まだ健在ですがなかなか会えません)。
そんなツールになっていたりもします。
まだまだ若い頃に買ったシンプルなパンプスも、手放さずにいたら今になって活躍の機会がありそうで、
使わないから、という理由で手放したものもあるけど、なんか捨てられないな〜という理由で手元に残したものはきっと意味があるのでしょうし、
自分でも使いたいなー、使えるかなーと思うのでしょうね。
こうして考えると、モノとの関係はなんとも不思議だなぁと思うことがあります。
さらりと手放すことができたものをあまり思い出すことはないのですが、
私の場合、残したものの中には、その時の自分の感情や、その時の価値観なんかを思い出させてくれたりします。
もちろんそれが嫌なものなら手放してしまえば良くて、その時の思いが負担にならなければ残しておいてもかまわない。
そして、どうしようかなーと迷ったことにもおそらく意味があるのだと思います。
シンプルな生活に憧れる一方で、
我が家ははモノが増えている気がしますが…
これもまた今の私の迷いの1つなのだと思います。
ブレも大切にしながら、
自分の適正量を決めていきたいと思います。