時間がかかりましたがようやく読み終えました。

いろんな方の感想などなどを読んで、
看護師さんだけでなくいろんな方々に読んでもらいたい!というのがわかる気がしました。

私の感想としては、
バリバリと(そして偉そうに)仕事をしていた独身時代に出会っていたら、出会う後輩や上司、そしてお客様との関わり方も変わっていただろうなーと読後思いました。

これまでに受けてきた講座は親子関係を中心としてアドラー心理学に触れることが多かったので、
どんな対人関係にも応用できるとわかっていてもそれをなかなか意識できていなかったのだと思います。

本に出てくるのはもちろん、看護師さんでその方に関わるのも看護師さんだったり医療従事者なのですが、
当然のことながら、看護師さんを自分、周りの人も自分と関わる人に変えて読み進めていくと、どんな仕事をしていてもその関わり方は同じなのだなぁ、と思いました。

私が特に響いたところは、
①「第5章 あなたの家族のための勇気づけ」の中の「信頼ー無条件に委ねる勇気」のところと、
②「第6章 人間関係をスムーズにする他者への勇気づけ」の中の「どの面と付き合うかー人は多面なルービックキューブ」の2つです。

①も②も最近よく思っていることです。

人に任せるってこちらも勇気が必要だということや、相手を無力だとは思ってはいないにしても、信じられてはいないってことなのかもなぁ…と思うことがあります。

苦手な人がいても「人はルービックキューブ」とある程度割りきって付き合うのもヨシ。
嫌なところがあるとなかなか他に目を向けられなかったけど、○○さんのここは苦手だけど、ここはいいなと思えることも増えました。
いい面に目を向けて割りきることも、人間関係を複雑にせずに済むのかなーと思います。

人間関係にちょっと疲れてしまいそうなとき、
迷ってしまっているとき、そんな時の処方箋としてぜひ。
心がきっと軽くなりますよ照れ