先日、実家の母に
私「マジカって洗剤に、速乾タイプがでたんだってー」と話したところ
母「マジカって落ちるの?」と一言。
母はもともと物事に対して肯定することはほとんどない人です。
乾くか乾かないかの話をしてるのに洗浄力の話をぶちこんでくるとは!とややげんなりしましたが、
のちのち考えて見ると、母は
食器用洗剤を選ぶ上で一番の優先事項は「洗浄力」なのだなーと思うことができました。
私といえば、洗浄自体を食洗機サマにお願いするので、手洗いはそれに入りきらないものや、大きめのが多く、食器かごがそこまで大きくないので、早く乾いてしまえたら助かるなーと思うのですが、
そこは違ったわけですね。
またとある場面では、
友人が「年に一度使うか使わないかのそれ専用道具を買うことはしない」、というのを読んで、
私なら年に一度しかないからこそ、その作業が好きではなければ買うかも!と思いました。(根底に楽したいというのがあるので)
が。
友人はその作業の先にある事柄がとても好きなことで、他のモノでも代用できるので、他のものを使ってその作業は乗り切るという話もまた、どこの何を大切にしているかが現れたものだなーと思いました。
作業の楽を取るか、作業の大変さより仕上がった時の達成感や嬉しさを大切にするか。
好きだからこそ乗りきれることもありますもんね!
静香さんの言葉をお借りすれば
「違いは間違いじゃない」
ということ。
以前の私なら、前述の母とのやり取りに「落ちるか落ちないかでなくて、乾くか乾かないかの話!」とややキレていたところですが、
落ち着いて対処(後々考えたってことですが)できた自分は一先ず褒めたいです 笑
モノを通してその考え方や大切にしていること(詰まることろは価値観)を覗けるのはなんだかとても興味深いなぁ、と思いました。
行動やモノ選びには理由がありますもんね。
ちなみに前述のマジカの話を、
「マジカの速乾タイプが気になるんだよねー、どうなのかなー」となんの気なしに夫に話したところ、
ドラッグストア勤めの夫の回答は…
「分からないなー、そこまでは。」とのこと

聞かれたからには、速乾性がどの程度のことか「答え」を述べなくてはならないと思った様子。
私のしては、「どうなんだろうね」とか、「乾くのが早いと楽だよね」みたいなのを期待していたのですが、
彼はそういうタイプではないのを忘れてました…
これは男女の違い、もしくは夫がそういう人、そう思えたらそこまで腹も立たずに済みました。
違いはあって当然なのですね。
改めて感じた出来事でした。