先日、きっかけをいただいて参加させていただいた、三宅 美絵子さんの出版披露パーティー。




今回は私が読んだ感想を独断と偏見で 笑 書きたいと思います。

美絵子さんの本に対する思いはぜひこちらから。

まずはじめに、とても読みやすい本でした。
なかなか本を読む時間が取れない中(習慣的に本も読んでないし)、隙間の時間を利用し読み初めて2日ほどで読み終えることができました。

「0歳から」と書いてあり、話せないし意志の疎通もできないのに…って思ってしまっていました。でも逆に考えると、「生まれてきてくれてありがとう」「そこにいるだけでいい」「毎日元気でいてくれてありがとう」…など、本当に当たり前だからこそ、声をかけそこなってしまっていたり、忘れてしまいそうなことに注目するということに気付かされました。
そういうふうに生まれながらにして声をかけてもらった子はきっと、自己肯定感のある子に育つのかなぁ…と思ったものです。
特にオムツ替えの際の声かけは必見。今からこれやりたい!と思ってもできないので、出産を控えてる方、オムツ替えがあるお子さんをお持ちの方は読んでほしいなぁ…と思います。

勇気づけやアドラーを知らない方でも、大まかにでもその特徴は掴めるんじゃないかなという一冊でした。
あと、子育て中の困ったと思うことを、事例ごとに声掛けの紹介などが載っていて参考になりました。

本を読んでも美絵子さんからお話を聴いても、根底に流れるのは感謝の気持ち。
とにかくいろんなことに「ありがとう」の気持ちで接されてる方なんだろうなーと思いました。
講演の中で、「昨日何度ありがとうを言ったか」を隣の方と言い合うワークをしたんですが…
私思い出せたのひとつでしたから!笑
でも美絵子さんのスライドに挙げられたのは10個は越えてたかなぁ…こんなことにまで??と思ってしまうこともあり、日々当たり前を当たり前に思ってない方なんだと思いました。




本のせいなのかFBのせいなのかはわかりませんが、初めてお会いしたのに初めての感じがしなくて…
でもそれはきっと、本に美絵子さんの人柄がまんま映しだされていたからだと思います。
お会いすると本当にかわいい方で!話し方とか声とかももちろんかわいい方なんですが、
キラキラしてるのにいやらしくない、というか…(わかります?)素敵な方でした。
お会いできてよかったです、ほんと。

私がいちばん響いたのは
『「あたりまえ」のことはひとつもない』
ということでしょうか。
わかっているけど、毎日に追われ忘れてしまうし、赤ちゃんだったことを思えば、今はこんなに自分のことができるようになったり、お話ができるようになることだって、当たり前ではないわけで…
そんなことを改めて感じて、原点に戻ることができた気がします。(とはいえ怒ってしまうことも多々ありますけどキョロキョロ

娘達にはもっと当たり前に出来てることに注目して、私がいいことだなぁと思うことは認めて行きたいなと思いました。


余談ですが、私は昔、何かを「書く」仕事に憧れている時期もありました。
書くことが好きで、どちらかというと国語も好きで…
本を世に送り出すってすごいことなんだなぁと目の当たりにした気がします。
書く側と編集側の意図がうまく擦り合わないといいものはきっとできなくて、
どちらかの気持ちが強すぎてもいいものにならない。
書くことも編集・出版するというのもとても大変なんだなと、講演会で、出版社の方のお話を聴いて思いました。これもまたいい経験でした。


素敵な本を読むことができてよかったです。
ありがとうございました。