2月に入ってからは、SHINEの講座に続き、この講演会と勇気づけ続き。

11日は楽しみにしていた講演会でした。
講師の静香さんや、勇気づけを学ばれてる方々からは必ずでてくる「岩井先生」という方。
そんな有名な方が地元に来るという!
静香さんから教えていただき、行きたいなー、どうしようかなー、と思っていたら
なんと託児付の講演会だということも知って
これはもう行け!って誰かが言ってるに違いない、と思いました(笑)

そんな訳で参加した講演会。
それは想像以上でした。
託児付の午前の部は、岩井先生と奥様美弥子様の子育て経験をベースにしたお話。
岩井先生もとても素敵な方ですが、やはりこの美弥子さんという方が遠目からみていても神々しささえ感じる方。
終始やさしい話口調ですが、とても芯のしっかりされた方なんだろうな~と感じました。

この講演会、私は一人で参加したのですが、ご夫婦やお友達同士で参加された方も多かったようです。
開始早々、「知らない人とペアを作ってください」と指示されます。
当然ザワツキますよね(笑)せっかく知り合いと来たのに?そんな人もいたかもしれませんね。

私は前の方から、これまたホンワリしたオーラをお持ちのお母さん(私の母世代)とペアにならせてもらいました。
なった瞬間はちょっと不安…どんな人なのかなーって当然思いますよね。それはお互い様です。
そしたら岩井先生が「これが、あなたのお子さんが社会に出た時の心境です」みたいなことをおっしゃいます。

会場からは「あぁ~」という納得な感じのどよめき。
私は4月からの長女の環境を思い、泣けてきました。不安よね、私以上に。
そのあと、このペアになった方とはお話したりそれをシェアしたりします。

しかも、このお母さん、東京に住む娘さんがチケットを取ってくれたとかで、宮崎から来た方だったんです!!
娘さんが働いてるから「たまに出稼ぎにくるのよ」とおっしゃってたり、私のことを「なんだか宮崎で会ったことのある人かと思った」と言ってくださったり、この方とここで会えたのも何かの縁だなーって思いました。

お話はお二人に息子さんのお話を中心に進みます。
私の中でのポイントは
・子供を「操作・支配」するのではなく、「信頼・支援」する
・一人の人間として尊敬する
・子供の目で見て、耳で聞き、感じること
・好奇心を満たしてあげること

好奇心って満たしてあげたいけど、それって時に大人側から見ると、何やってるんだろうとか、迷惑だなーっていう行為だったりすると思うんです。
それって子供の目線でなくて大人の目線だったなーと。。。
途中この件も、話し合うんですが、いざ迷惑な行動を思い出すとそれはみんな私にとって困るなって言う行動だったことに気づきます。
娘達の学習のチャンスや、好奇心の先にあるものを失わせてしまってたなーって思いました。
すぐに全部はむりだけど、やれる範囲でやらせてあげよう…
で、できるかな…(´`:)

美弥子さんのお話で、
「子供は預かりもの」という言葉がでてきました。親の所有物ではなく社会のもの、そんなイメージなのかな…
預かって育ててるに過ぎない。そんなことなのかな。

順風満帆に思われる岩井先生ご夫妻にも、試練のような出来事があったそうです。
そんな中も息子さんを「信じる、見守る」という姿勢を貫いたそうで…
口出ししそうになるのを、辛抱強く耐えた様子が書かれた日記は、聞いていてこれまた泣けてきました。

子供を信じるにはこちらにも覚悟がいる。
何があってもこの子なら大丈夫!そう思うのって並大抵じゃないと思います。

美弥子さんのお話で、子供に口出ししない、見守るって決めるのは、
「ママ同士で『口出ししたくないよね』という話をするくらいでは口出ししてしまう。自分の中でしっかり強く決意しないとならない。」
そんなお話がありました。
生半可な気持ちではきっと負けてしまうってことなんですよね。

最後にお二人の結婚記念日に息子さんから送られたというメールのご紹介があります。
このメールが暖かくて…お二人の愛情を存分に受けて育ち、どんなときも信頼していたことを肌で感じていたことがひしひしと伝わってくるものでした。

勇気づけは親から子だけではなく、子から親へもできるものなんだなー。それが自然にできるようになったら素敵ですね。


またまた長くなりましたので、後編へ。