元来私はせっかちなので
人の話に割って入ってしまったり、話をよく聞かずに遮ってしまったりしています。

先日から読み進めていく中で、
ひたすら子供のはなしを「聞く」ということが大切だと気づかされました。

おかしいなーと思っても、
これってうちの子が悪いんじゃない?って思っても
とりあえず最後まで聞いてあげること。

普段できてないからなかなかしんどい。

ちゃんと聞くにはまだまだ修行が足りないと思っていますが、

昨日、ちょっと良かったなと思うことがあったので残しておきます。

長女はクラスで、給食を食べるのがめっぽう遅くて、大体最後か最後から2番目くらいなんだとか。

早く食べ終わったお友だちに「遅いね」と言われたそうです。

長女「○○ちゃんにまた遅いねって言われた」
私「うん」
(いつかもお迎え時に遭遇し、門のところまでくるのを遅い、と言われてます)

長女「△△ちゃんにも言われた」
私「そっかー、それは悔しいね」

長女「うん、いっつもそういうこと言うの!」
私「そっかー。いっつもいうのか。じゃあどうする?」
(私はてっきり早く食べられるようにする!と言ってくれるのかと思ってたんですが)

長女「知らないことにする」
私「…知らないことにする?」(ちょっと意味がわからなかったので…)

長女「言ってても聞かないことにする」
私「あー、気にしないってことね」

長女「そう、気にしない」
私「そうねー、気にしないでいたらいいよ、言いたいんだよね、きっと」

長女「うん」(ちょっと何か決意した感じ)

…とここでなんとなくこの会話は終わった気がするのですが、
いつもの私なら遅いと言われるような遅さで食べてる長女をいろいろ言いたくなるのをとりあえず我慢。
本当はガンバってたべる!という言葉を聞きたい気もしたけど、我慢。
ちょっと呆気にとられたけど、
長女が「気にしないことにする」と自分の口から出たことにびっくりしました。
そういう選択肢もあるよね~にゃと思いました。

いろいろ言いたいことを我慢できた私をまず誉めたいところだけど(笑)
自分なりの答えを出せた長女にもちょっと成長を感じました。
そして私の思ってるよりある意味柔軟性のある答えな気がして、
いろいろ考えてるのねって思えました。

まだまだ修行中ですが、母もこういう経験を重ねてがんばろうと思えた出来事でした。