若き産科医、S先生。
かなり御世話になったのに、最後には会うこともできず、
外来でも会うことはできないので、まともにあいさつも今後できないように思われます。
いつか、S先生について残しておきたい!と思っていたので、書いておきます。

一度目の入院の途中から
病棟での主治医になったS先生。
先生自体もそれまでは婦人科にいたという話も聞きました。
産科のことには慣れてない中、
エコー診察をしてくださったのです。
言葉は少なく、たんたんと話すのが私は嫌いではありませんでした。
2度目の入院のときも、覚えててくださって、「お久しぶりです」って声をかけてくださったり。

年令は、30手前くらいなんじゃないかなー。
見た目も若いし、大事な話をするときは、
必ずもっとベテランの先生といらっしゃる。
出産当日は、助産師の方に
「じゃあ一緒に内診しましょうか?」なんて言われてた。
経験をたくさん積む時期なのかなーなんて思ったりもした。

若き産科医は、朝早くから夜は遅くまで、病棟で仕事されてたようです。
遅くにスタッフステーションで、仕事している姿も見ました。
日勤とか夜勤とかもあるんだろうしね。

私が出産することが決まったその日は、
午後8時前に第一次処置をして、
翌日、朝7時30分に処置室に行ったら、そこでも先生が第二次処置をしてくださった。
先生は何時から何時まで働いてるんだろう…と思いました。
どんな仕事も若いときは無茶するものなのかしら?

回診もだいたい毎日来てた気がするし、
どこで休んでるのかしらね?と思ったりしました。

分娩室に入ってからもベテランの先生が、指示を出してたかな。
そんな先生が娘をとりあげてくださり、
母子手帳には、S先生の直筆で、お名前が残りました。
こうして母子手帳を見るたびに、先生のことを思い出すんだろうな。

S先生、お世話になりました。
ありがとうございました。