2号さんがいなくなり、御世話になったS先生が
「頑張りましたね」と声をかけてくれた。
私の処置も一段落したころ助産師Sさんが声を掛けてくれた。
「出血も少なくてきれいなお産でしたよ~」
本人にはとてもそうとは思えなかったけど、とりあえずよかった。
「あっという間でしたね~、陣痛開始が10時なので、分娩時間56分とかになっちゃうんですけど」
あとでもう一度確認して見るという話でしたが、1時間切るって早すぎるでしょ汗
その前から結構痛かったと思うけど??と思ったけど、
あちらの位置付けの「陣痛」ではなかったということらしい…

このまま分娩室で、2時間ほど過ごす。
ものすごーく疲れることをやったのに、ご飯もたべてないのに、
なんだかえらい高揚感。
そのうち母が招き入れられてきて、とりあえず終わったー、よかったーという話になる。
思えば母も、妹を同じ病院で出産。
あの頃とは棟も設備もスタッフも当然違うけどね。

その間に小児科の先生が来てくれて、
2号さんがどういう状態かをお話ししてくれました。
・基本的には良好。
・心室中隔欠損は、現段階では見当たらない。3~4日経つと出てくる場合もあるけど、ないかもしれない。経過観察。
・低出生体重児なので、2,100gに乗るくらいまでは入院(1ヶ月前後)

そして、私は今回もやってしまったのです。
もうひとりのいない間に出産…
今回はやや計画出産で、昨日話があっての今日出産。
私もまさかこんなに早々産まれるとは思わず、半休とるなら午後でいいんじゃない?夕方には産まれてるかもね~くらいに思ってたので、びっくり。
まぁ、あの陣痛室で一緒にいたところで、特に役に立たなかっただろうし、
私も頑張れない気がしてたので、これでよかったんだと思います。

2時間経って部屋に戻ろうとゆっくり立ち上がると、
ものすごいクラクラ感。
はっきり言って歩けないほどで、病室行く前にトイレにと言われて向かうんだけど、
どうやら途中で意識を失って倒れたらしい。
朝から何も食べてないし(厳密には昨日の6時くらいから)、まともに飲んでもないわけだから、こういこともあるよね苦笑

さて、部屋に戻ったのが1時すぎ。
昼食を食べようと思ったけど、やはりなかなか喉を通らない。
食べられるものだけ食べて横になる。

2号さんに会えたのは2時すぎ。
母は用があると帰ってしまったため、私と助産師さんでGCUという部屋へ。(倒れたため、念のため車イスで移動←人生初車イス)
点滴やら、心電図?やら、鼻チューブやらで、2号さん管だらけ。
そして思ったよりも小さくて細い。でもしっかりしてるイメージ。
骨太ってやつですかね。

お世話をしてる看護師さんが、
「ママ似かな~」と言ってくれた(*'∀`*)v
ここに来たときは、目をあけてキョロキョロしてたとも教えてくれた。
抱っこさせてもらうと、想像以上に軽い。
軽くてちっちゃい。
なんだかじわじわ産んだんだなぁーって思えてきた。
GCUには、2号さんより遥かに小さそうな赤ちゃんがまだまだいました。

夕方到着したもうひとりも、2号さんと対面。
娘の生まれたときによくにてるかな?なんて話をしてみる。

ここでしばらく御世話になるからね。
ちゃんとミルク飲んで少しでも大きくなるんだよ。