フットボールに別れはつきものだ。
彼は20年間ガンバ大阪に在籍していた。
15年前、万博で彼のプレーを観た妻は、さっそく7番のグッズを買い、ガチャピンを集め始めた。
当時の私は、「宮本とか家長とかおるし、二川なんか最高やん」とアカデミー出身者を嫁に推薦したりした。
フットボーラーはいつか移籍していくし、遠藤保仁もきっと良い条件を提示するクラブに行ってしまうんだろう、などと勝手に思っていた。
しかし、遠藤保仁は全く移籍しなかった。
それどころか文字通りガンバ大阪にタイトルを与え、彼のプレーに魅せられた人々をサポーターに変えてしまった。
これほどガンバ大阪の発展に貢献したプレーヤーはいない。
まさに、何者にも代え難い、そんな存在だった。
そんな遠藤保仁が今日、移籍した。
お昼ご飯を食べていた時にリリースを見た私が脱力したことは言うまでもない。
遠藤保仁には改めて感謝を申し上げたいし、彼の決断を支持する。
でも、お別れではないことを祈っている。
いつか、またガンバ大阪の7番を背負ってプレーしてほしい。
そうしてくれないと、冗談ではなく私は死にきれない。
全てのガンバサポーターが同じ意見ではないと思うが、たくさんの人はそう思っていることをガンバ大阪のフロントは知るべきだ。
いつになれば、彼らは名誉を挽回するのだろう。