大混雑の13階から落ち着いた雰囲気の大丸百貨店を抜けて大阪駅をまたぎ、我々はヨドバシカメラ梅田に到着した。
5階まで上ってドキドキしながらおもちゃコーナーを目指す。
まずはカード売り場をチェックしたが、やはり、ここでもポケモンカードは売り切れていた。
公式ストアと大型量販店には期待してはいけない。
仕方がないので他のポケモングッズを見て回る。
すると、先ほどポケモンセンターオーサカで長男が買おうか悩んでいたミライドンのぬいぐるみがあった。
しかも、定価ではなく割引されていた。
しかし、長男は悩む。
彼はコライドンも欲しかった。
背の高いコライドンと横に長いミライドン。
数分間悩んだ結果、ミライドンを選択し、母からいただいた大事なお小遣いを使って購入した。
最後の目的地であるトレーディングカードショップに行く前に、美味しいご飯を食べようとなる。
長男はとろろご飯を好物にしているので、ルクアで牛タンを食べた。
腹を満たしたところでホワイティを突き抜けて北新地を目指す。
たどり着いたカードショップは長男にとって宝の山そのものだった。
目の色が違う。
狭い店内のショーケースに飾られた無数の高価なカードも、安価だが好きなポケモンのカードも、すごいすごいと言いながら見て回る。
私にとっての釣具屋に飾られたリールみたいな物か。
何時間でも居られそうだったが、夕方には妻と長女の美容院があるので早めに帰宅する必要がある。
私はそっと500円を長男に渡し、そこのカードガチャやっておいで、と促した。
出てきたカードの価値は私にはわからない。
でも、長男はそこそこ喜んでいた。
帰りに途中下車して駅近のジョーシンに行くが、今日は売り切れていた。
先日の購入は奇跡だったようだ。
満足したかと長男に確認すると、だいたいわかった、と彼は言う。
続けて、今度はポケモンセンターメガトーキョーに行きたいと言った。
すぐに計画的に、私はお金を貯めなければならない。