とある尼さんの誰にも言わないお話 -43ページ目
昨日は東日本大震災から一周年でした。

各地で追悼の祈りが行われ、

その様子が各報道機関で伝えられましたね。



奇しくも

私の寺では
年頭
檀信徒の福寿を願う
大般若法会でした。

それに伴い
当然の如く

随喜(法要参加)寺院と
うちの檀信徒さん方とで

東日本大震災一周年追悼法要を
執り行わさせていただき

受難者の方々に供養を差し上げました。


一応教区としての
追悼法要ということに
決まりましたのですが

畏れながら

堂頭(会場主)ということで

若輩の私が
導師を務めさせて頂きました。


法語を唱える際には

得も知れぬ緊張と

昨年現地で目にした
あの凄惨な光景が
一瞬で脳裏に巡り

胸がいっぱいになりました。


和尚さん方も
檀家さんがたも

各々胸に去来するものが
あったのでしょう。

会場の全員から
神妙な気を感じました。




あれから一年

かの地は

《復興》という名の合言葉で

平静を取り戻しありつつあると
思われていますが

実際には

時間が経つにつれ

震災被害による
PTSDやうつなどで

自死者も跡が断ちません。

我々の仲間である
お坊さんも
例外ではありません。





また

友人のお坊さん達とも話になったのですが

20代30代働き盛りの世代が
突然の心筋梗塞で亡くなるといった
お葬式が
例年にない異常さで
増えております。


やはりこれは
原発、放射能汚染の影響ではないか…と

周りから
まことしやかに
聞こえて参りました。




震災の影響は東日本全体に及んでおります。


その各地で

頑張って頑張って
死に物狂いで前進しようとする人。

絶望から立ち直れず
頑張れる気力もない人。


かつて避難所で出会った
あの人達の顔。


まぶたに浮かびます。



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ようやく一年。




未だ一年。





本当の《復興》を目指し

改めて私も
これからも出来る限り
現地に赴き

出来る事をさせていただく覚悟を
させていただきました。





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南無地蔵大菩薩





南無大慈大悲観世音菩薩





南無大哀愍攝受

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