先日、同い年の元職場の同僚が亡くなりました。



私が退職するときに所属していた部署が同じで、私は庶務におり、彼は一担当課にいました。



彼は数万人にひとりといわれる難病を患っており、病気療養中だったため残念ながら退職時は会えずじまいでしたが。



辞める前までは事務手続きや諸々の連絡を彼のご家族ととっていたりもしたので、その後もずっと気になっていました。



人柄も良く、良く働き、仕事も出来、ちょっぴり無骨だけど誠実で真面目な性格の彼は、周りの職員から信用され、また慕われていました。



彼とは同じ部署でも違う部署でもいわゆるカウンターパートとして関わることが多く、真夜中の残業中にお互い損な役回りだよねー、なんて慰め合ったりもして。





ちょっと、逝くのが早すぎやしないかい。





手術後はリハビリをがんばっていると聞いていたのに。



この先、幸せになる権利を当然のように有している人だったのに。



悪いことなんかなんにもしていないのに。



なぜこの病気になるのが彼じゃなくちゃいけなかったの?



どうして?
どうして?
どうして?



彼には彼の使命があったとか、運命だったとか、そんな綺麗ごとやお題目はどうでもいい。



最近、理不尽なニュースが立て続けに流れていることもあって、不謹慎ですが、もっと死ねばいいやつなんかいっぱいいるのに!
こんなやつらがのうのうと生きているのに、どうして彼が!!
という思いがしばらく頭を占めていました。



・・・が、すぐその考えを恥じました。



訃報を聞いたときは実感が湧きませんでしたが、香典を包んでいる間、涙が止まりませんでした。



無神論者の私は、神なんていないとわかっているにもかかわらず何かに対して怒りをぶつけなくては気が済まなくて、いもしない神とやらに八つ当たりをしたのでした。



矛盾していますが、ほんの少しだけ救われました。