数年前、私が虫垂炎で入院(手術)したときのこと。



手術時には主人が付き添ってくれましたが、両親もわざわざ来てくれていました。



【補足】

たかが虫垂炎で両親も付き添い?という話なのですが、腹部の炎症が最終的に虫垂炎だとわかるまでに数か月かかった一件で、その間何度も検査入院をし、手術に至るまでに七転八倒の痛みを繰り返していたため、両親は相当心配していたようです。

医師からは腫瘍の可能性もなくはないとか脅かされてましたし、結果的には重篤な病気でなくて本当によかったけど、なんだか私、病気になると根本原因に行き着くまでにいちいち時間がかかるというか、こんなことばっかしだなあ。。。
日頃の行いが相当良くないのかしら・・・(・ω・)



さて、話を戻しまして。



手術中、3人は院内の共用スペースで軽く食事をとりながら待っていたらしいのですが、そのときの会話のテンションがなんだかおかしかったよって話をご紹介します。

(すべて手術後に主人から聞いた話です。)



院内の売店で買ってきたサンドイッチやらパンを食べている3人。



母 「お父さんたら、またそんな甘い菓子パンばっかり食べて。体に悪いでしょうよ。」



父 「うるせえ。俺は食いたいもんを食うんだ。」



母 「まったくもう、お父さんだって前に不摂生で倒れたことあるくせに、いくら言ってもきかないんだから・・・。」



夫 「ハハハ・・・。(病院でまでいつもと同じ小競り合い、か・・・平和だ・・・。)」 ←心の声



食べ終わってからしばらくして、父、急にしゃべらなくなり、しんみりし始める。



夫 「(? 急に静かになったけど、どうしたんだ・・・?)」



父 「ラジボーくん(←主人の名前)、こまはね・・・、もしかしたら生まれてこなかったかもしれない子なんですよ。」



夫 「(・・・!?)」



父 「お聞きおよびかもしれませんが、妻はこまの兄を産んだ後も、産後の調子が悪くてしばらく病院に行ってまして。
ある日、医者に「○○さん(母)はお子さんはおありですか」と話をされましてね。2人いますと答えると、「じゃあもうお子さんはいいですね」と言われたんです。何のことかしばらく理解できずにいたんですが、卵巣嚢腫があったので要はその手術の打診だったんですね。で、その後手術をして卵巣を1つ取りまして。

それから10年ほど経った後、ある日、妻から「お父さん、実は月のものがこないんだけど・・・」と言われて。びっくりして病院へ行ったら、なんとこまができていた、というわけなんですねぇ。
いやー、子どもはもうできないものと思い込んでいたもんだからびっくりしたのなんのって。ハハハ。」



母 「お父さん、いきなりそんな話されても、ラジボーくん、困っちゃうじゃない・・・」



夫 「・・・。(なぜだ。なぜこのタイミングでこの話になったんだ。もしかして、娘が思いもかけず手術なんかしたもんだから、かなり心細くなっているんだろうか。でも虫垂炎だぞ。ここでこのカミングアウトはちょっとトゥーマッチじゃないか?それとも俺が知らないだけで、もしかして妻は死ぬことになってるのか!?
一体全体、なぜ俺はこんなところで妻の両親の過去の営みのミスについて報告を受けることになったんだ。しかも、こんなこと聞かされて、笑いたいのに笑いの持っていき場所がないのが・・・相当しんどいんですけど・・・。)」



ガキ使の「笑ってはいけない」でいうところの、『アウトー!』が絶えず頭をこだましていたようですが、両親の前では我慢していたそうです。



娘はそんなことがあったとはつゆ知らず、手術中も術後もひたすら眠りこけていましたが、退院後にその話を聞いて、開腹手術後の腹がまた避けるんじゃないかってほど笑いました。

「お聞きおよびかもしれませんが」ってかしこまり方、一体なんやねん。。。



主人よ、義両親の下ネタを聞かせてしまって申し訳なかったね。ザワつくよね。私も逆だったら嫌だもん・・・





お父さん、長生きしてね(笑)