コンフォートフィジカルサポート
三好 拓己
暖かくなってきて、「よし、運動しようかな」と冬眠から目覚める人が増えてくると思います。(そう願っています。)
先ずは、自分の身体を知ることから始めてみませんか?
ということで、何回かに分けて自分の身体を客観的に測る方法をご紹介していきます。
大きい筋肉「前モモ」の柔らかさを測ろう
前モモの筋肉は「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」と呼ばれていて、とても大きな筋肉です。
主に膝を伸ばす時に力が入る筋肉です。
立っている時も、歩いている時も、走る時も、ジャンプする時も…
ありとあらゆる動きで使われる筋肉。
ですがあまり動かなかったり、逆にたくさん使い過ぎている場合には、筋肉が硬くなっているかもしれません。
硬くなっている場合には、腰痛を引き起こしたり、膝を痛めやすくなったりする筋肉ですので、これからご紹介する測定で柔軟性をみてみましょう。
大腿四頭筋の柔軟性測定
やり方
●うつ伏せに寝る
●右手で右首あたりを持つ
●可能ならかかとをお尻に引きつける
●同じように反対側もやってみる
やってみてどうでしたか?
評価
とても良い
かかとがお尻についたまま、膝を床から5cm以上持ち上げる事ができる
良い
かかとがお尻についたまま、膝を床から少し浮かせる事ができる
普通
かかとをお尻につけることはできるが、膝を床から持ち上げることはできない
悪い
足をつかめるが、かかとがお尻につかない
とても悪い
足をつかむ事ができない
あなたはどうでしたか?!
稀にふくらはぎの筋肉が発達しすぎて、膝を曲げた時に途中で止まってしまう人もいます。
改善ストレッチ
とても悪い以外の場合、先ほどの測定方法がそのままストレッチになります。
片側30秒ずつキープする事をオススメします。
とても悪いだった人は、足首にタオルを回す事で届くと思いますので少しずつ少しずつほぐしていくようにしましょう。
少し引っ張られるけど、伸びて気持ちがいいと感じるところでキープするのがポイントです。
是非やってみて下さい。
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