斎藤環『承認をめぐる病』には
他者の許しがなければ、自分を愛することすら難しい。承認依存とは、つまるところそういうことだ
他者の許しがなければ、自分を愛することすら難しい。承認依存とは、つまるところそういうことだ
さらに言えば、若い世代のコミュニケーションは、ツッコミやいじりなどを通じて、「キャラの相互確認」に終始しているような場合がしばしばある。筆者はこの種の情報量の低いやりとりを「毛づくろい的コミュケーション」と呼んでいるが
こうしたコミュケーション偏重主義は、もちろん子ども社会だけに限った話ではない。一般企業ですら、新卒採用にあたっては学生の「コミュ力」を重視するような時代である。
かくして「承認をめぐる病理」は、次の三パターンに帰結するだろう。「承認への葛藤」「承認への過剰適応」「承認への無関心」。
こうした「承認の病」を回避する方法はすでにいくつかある。①他者からの承認とは別に、自分を承認するための基準をもつこと。②他者からの承認以上に他者への承認を優先すること。そして最後に、③「承認の大切さ」を受け容れつつも、ほどほどにつきあうこと。
以上の文章を読んで下の1~3の問に答えなさい。
1.あなたは自分が好きですか?
2.あなたは他人から「認められた」といういう経験はありますか?
3.あなたは他人から「認められたい」「理解されたい」「受けられたい」と思いますか?
2.あなたは他人から「認められた」といういう経験はありますか?
3.あなたは他人から「認められたい」「理解されたい」「受けられたい」と思いますか?
03/25(火) 401教室 13:00開始