昨日のアメブロメンテとともに、マイページのデザインが新デザインに強制変更されました。
はっきり言って使いにくい!!
正直言って旧デザインと比べると、良くなったところはわずかで、見にくさ使いにくさだけが
目立つ新デザインになってしまいました。
チェックリストはプロフ画が同時に表示されるようになったため一覧性が悪くなりました。
これはリスト表示に変更すればまだよいのですが、旧デザインの場合はすでに閲覧したブログへの
リンクの色が変わったのに、今回は色が変わらないので、どこまで見たかがわかりません。
コメントした記事も同様にプロフ画を表示するため、一覧性が悪くなっています。
このUIデザインははっきり言って改悪です。
今流行のタブレット端末などのUI(ユーザーインターフェース)デザインを表面だけ真似たのでしょうが、
使い勝手は非常に悪くなりました。
バージョンアップという名の改悪は、かのWindowsでもありました。
Windows MEはWindows 98SEの後継OSとしてリリースされましたが、マルチメディア機能の強化、
ネットワーク機能の強化など、華々しい売り文句ではありましたが、肝心のOSとしての安定性は最悪で、
起動後半日放っておくだけでシステムのリソースを食いつぶし、フリーズするというトンデモOSでした。
Windows MEのプリインストールPCを購入しましたが、頭にきたのでWindows2000を新たに購入して、
それからはストレスから解放されました。
WindowsVistaも同様です。鳴り物入りで登場したVistaも鈍重なOSで、リリース直後は不具合の連発でした。
Windows MEもWindowsVistaも、今ではMicrosoftの中では「なかったこと」にされているようです。
ビジュアル面を強化したUIは、初心者にはとっつきやすいように見えます。
新規のユーザーの獲得には、やはり見栄えのするUIのほうがいい、と思うのはシステム設計者の
陥りやすい罠だと思います。
美しく洗練されたUIに必要なのはやはり優れた操作性であって、このあたりはApple社の得意とする
ところでしょう。
他社も色々と研究を進めていますが、MicrosoftもGoogleも先駆者Appleにはまだ追いついていないと
いうのが現状のようです。
今回のアメブロマイページの変更はWindows MEやVistaの悪夢を思い起こさせます。
まず使い勝手の向上、それから洗練されたビジュアルをかぶせるべきではないでしょうか。
旧マイページはデザインこそシンプルでしたが、品のよい画面で操作性も悪くなかったです。
できることなら旧マイページに戻してもらいたいというのが本音です。