「こころ」の時代への転換期 | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

こむぎブログ~猫とコンピュータ~

3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

私の愛猫、麦ちゃんに皆さんからたくさんの応援をいただいて、本当に感謝しています。

「愛猫」と書きましたが、私にとってはうちの猫たちは猫ではなく、きなちゃん、銀ちゃん、
麦ちゃん、楓という特別な存在です。おそらく犬や猫と一緒に暮らしている方は同じように
愛犬や愛猫のことを思っていることでしょう。

応援をいただいた皆さんのほとんどの方は、ネットを通しての交流しかないのですが、
こうやって麦ちゃんに応援をもらっていることを嬉しく思います。

いきなり内容が変わりますが…。

今まで単発でキャピタリズム(=資本主義)は終焉を迎えるのではないかと記事を書いたことが
ありますが、これは資本主義そのものではなく、そこに含まれる拝金主義が終わるという意味で、
経済活動そのものを否定するものではありません。

アメブロにはペタというブログへの訪問者の足跡をつける機能がありますが、私はペタ返しを
するときにだいたいペタをしたブロガーさんの記事を見ています。
私のブログに訪れる方は半数以上が猫好きのブロガーさんです。そして、マンガやイラストの
ブログ、面白日常ブログ、鉄道ブログのブロガーさんが訪れてくれています。

面白いのはFXやアフィリエイト、情報商材という不労所得系のブログが必ず一定数あることと、
スピリチュアル系のブログが一定数あることです。

拝金主義 vs 精神主義ということでしょうか。

もちろんFXやアフィリエイトなども経済活動の一環であるので否定はしません。
ただ、不労所得というのは私にはなんとなくソリが合わないのでペタ返しはしていません。

スピリチュアルなものは私は以前は全否定派でした。
目に見えるものだけが確かなものであり、いくら祈ろうと現状というものは変わることはなく、
祈っている人の自己満足でしかないと思っていました。
信用すべきものは科学的な裏付けがとれているもの、根拠があるものだけだと思っていました。

猫と暮らすことで色々と考えが変わってきました。

私は猫は好きではありませんでした。妻もそうでした。
このブログの最初の頃にも書きましたが、妻が勤め先の近くのホームセンターの中にある
ペットショップで2,500円で売られていた雑種の子猫が欲しいと言い、「えー!?」と思いながら
買ってきたのが初めての猫で、その後19年一緒に暮らした茶トラ白の「こむぎ」です。
その後、サビ猫の子猫を妻がもらってきました。17年一緒に暮らした「くりちゃん(かたくり)」です。

猫と暮らすことで色々なことを教えられました。
猫は自分の気持に素直に動いています。猫は嫌なことは嫌だとはっきり態度に示します。
嬉しいことは嬉しい。心の中で思ったことをはっきりと行動であらわします。
猫に好かれるということは、お世辞抜きでその人のことが好きだからです。
いくら美味しいごはんをあげても、ごはんのことが好きなだけであって、その人のことが好きで
なければなついてはくれません。

行動は心が支配しているということです。その当たり前のことを猫は自然にしています。

なまじ賢い人間や犬は心を隠して行動するので、本心というのはわかりかねますね。
賢いという言葉の頭に「ずる」がついてしまうこともしばしばです。
それは高度な知的活動の裏返しです。

きなこが今、私のひざの上で丸くなっています。
賢いのですが、気性が荒くて気難しい黒猫で、私に抱っこされることはあまりありません。
ただ、意外に繊細なところがあるので、麦ちゃんも妻もいない状況に不安を感じているのでしょう。

心と行動の関連性について、最近興味をもつようになってきました。

拝金主義というのはお金やモノに囲まれていないと不安になる心理がそうさせているのかも知れません。
もちろん、ゆとりのないカツカツな生活というのは精神的な負担が大きくなり、心の健康を損なう
原因になってしまいます。
ですが、猫たちと暮らしていると、カツカツでさえなければこれといってモノはなくても幸せかも、と
思えるようになりました。

祈りが力になるかと言えば、なる、と言えますね。行動の原動力になります。
精神的な力というものはあるのかと言えばあると思います。怨みや憎しみ、妬みというものは
わかりやすいので感じたこともあるかと思いますが、同様に気づきにくいだけで相手のことを
想う気持ちも伝わるものだと思います。

皆さんが見ず知らずの麦ちゃんにかけてくれる応援も伝わっているかな、と思っています。

もちろん生物ですからその生命は生化学的な反応の維持がすべてですので、祈りや願いだけでは
どうにもならないことはあります。麦ちゃんだけではなく私もです。
それを踏まえた上ででも、やはり麦ちゃんにとっては嬉しいことだと思っています。

資本主義・経済至上主義の限界が見えてきた今、こころの時代に移行していくのかもしれません。
鈍感で精神主義を否定していた私が気づいてきたのだからそうなのかも知れません。

注意しなければいけないのは、これで一儲けしようとする悪い心を持った人がいるということです。
科学と精神世界を融合させたオウム真理教など、拝金主義者がこれを利用しようとしていることを
見ぬく賢さも必要とされますね。

国家や大資本が作るブームにも注意が必要です。
自然発生的に出てきたはずの「絆」というフレーズが、政府や広告代理店にとって都合よく使われ
はじめているのが気になっています。

この記事などは参考になるかと思います。

スピリチュアルブームでカルト被害にあわないために…All About~健康・医療~

うわ!またダラダラと長文になってしまいました。
何か書いてると気がまぎれるので…どうもすみませんm(_ _)m