今さらDSi | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

今さらながらDSiLLを買いました。3DSが発売されているのにもかかわらず、です。
携帯ゲーム機は初めてです。

1995年頃まではシャープX68000というパソコンでゲームをしていました。このパソコンは以前の記事にも書いたとおり、アーケードゲームが数多く移植され、32ビット家庭用ゲーム機(プレイステーションやセガサターンなど)が登場するまではゲーム機としても最も高い性能を持つパソコンでした。
それ以降はあまりゲームにのめり込むことはなく、インターネットの方に興味が移っていきました。

なぜDSiLLを急に買ったのかというと、DSi上で動くBASIC言語「プチコン」(←リリース元の株式会社スマイルブームさんへのリンク)が登場したからです。

1980年代にポケットコンピュータ(ポケコン)が理工系学生や技術系ビジネスマンの間で流行となった時期がありました。
今のスマートフォンやPDA(携帯情報端末)の先祖となるコンピュータです。

三角関数や統計関数など技術系関数が豊富で、10進演算での正確な数値が出せる(当時の主なパソコンでのBASIC言語は累進誤差の大きくなる2進演算で、技術系関数では有効桁6桁までという正確な技術計算には不向きなものでした)ということで、技術系の実務ではパソコンよりも活躍する場面が多かったですね。

※なぜ2進演算では誤差が出るのか、【コラム】コンピュータアーキテクチャの話10進浮動小数点演算(←マイコミジャーナルの記事へのリンク)

当然BASIC言語が使える、さらに一部のポケコンでは機械語(コンピュータが直に理解するプログラムで、当然CPUの能力がフルに活かせます)が使えるとなると「ポケコンでゲームを作ろう」ということになります。
当時はゲームボーイも登場しておらず、せいぜい任天堂のゲーム&ウォッチがあったくらいですから、ゲーム目当てでポケコンを手にする学生も多かったです。
私も何本かゲームプログラムを作り、パソコン誌に掲載されたことがあります。

というわけで、DSiでBASICプログラミングです。
まずはきなこが主役のクソゲー(←これ重要)を作ってみます。

【DSiLLと手持ちのモバイル機器との比較】
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フツーのDSiならザウルス(シャープの携帯情報端末)より一回り大きい程度なのですが、DSiLLだとかなり大きいです。
しかし画面が大きいため、ソフトウェアキーボードでプログラムを入力するプチコンには有利なため、あえてDSiLLにしました。3DSも子画面は小さいままですからね。

【DSiLLの音が気になるきなこ】
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サウンドはさすがに筐体が大きいだけに良いように思います(画面はポケモンホワイト)。
きなこやチビ猫たちも興味津々です。

【ザウルスにかなり似てる?】
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初代DSが出た頃は、ガキもとい利発そうな坊ちゃんが持っているDSを見て、「なんで子どもがザウルスを」と思いましたが、よく見るとDSでした。そのくらいデザインが似ています。
任天堂は光線銃ゲーム(大昔の話です、ライオンの頭の形の標的に光線銃を上手く当てると「ガオー!!」と叫ぶものでした)の頃からシャープとは技術提携をしており、任天堂会長(現在相談役)の浅田 篤さんは元シャープ副社長でした。なので、DSiの筐体デザインもシャープが絡んでいるのか、それとも筐体デザインには一つの収斂進化というのがあるのかも知れません。

きなこクソゲーが出来たら公開します。が、今、手に入れてるゲームにちょっと夢中です(^▽^;)