どの猫が来たのかを識別し、猫ごとに与える餌を変える餌箱の1号機は以下のようなものだ。
1.それぞれの猫に個体識別のためのRFIDタグを装着する
2.ゲート前に取り付けたRFIDタグをリーダーが読取り、ゲートの通行を許可された猫のみがゲートを通過し、餌箱の中に入ることができる。
というものだ。
RFIDタグの設定・認証、ゲートドアの開閉の制御に使うマイコンボードはArduinoを使用した。
このArduinoというのはスタパ齋藤さんの「週刊スタパトロニクスmobile
」で存在を知り、興味を持っていた。
(最近、「大人の科学Vol.27
」でArduino入門セットが販売されたので興味のある方はご覧になるとよいでしょう。ただ、純正のArduinoとは若干構成が異なるようで、本格的に取り組みたい方はスイッチサイエンス
やマイクロファン
などのショップから純正のArduinoを購入されたほうがよいと思います。)
こんな感じのものをまずは作ってみた。
で、実際にゲート部が完成したのだが、よくよく考えてみると、この構造では餌の種類ごとにこの装置を1台ずつ置かなければいけないということに気づいた。
とりあえず、個体認証ゲートはできたので、これはこれで猫ドアとして使う方向で検討する。
で、1箇所の開口部と複数の餌トレイを設けた2号機の製作にとりかかることになる。
(回路図、Arduinoのスケッチは後ほど公開します。実はまだバグが残っています)