30年以上前に、結婚して、寿退社。
商売と農業を営んでいる、夫の田舎。
結婚後すぐに同居し、商売を手伝うことになります。
まだ若かった私は、きっと大丈夫、とおもいながら、始めの数ヶ月はなんとか過ごします。
朝は家族6人(夫の両親、夫の祖母、夫の弟と夫と私)分の食事の支度。その後掃除洗濯、終わるとお店の手伝い。お昼の支度、夕方からお店の手伝い、夕御飯の支度。
ある日舅が言うのです。
「早く子どもを産むように」
あーそうねと思いました。私も子どもは早く産みたいと思ってましたから。
とある日、今度は姑が言うのです。
「うちは男の子ばかりだから、女の子を産んで欲しい」
あっそうですか、そうですよね。女の子カワイイですもの。
当時私は、五月生まれは頭が良いと言われていたので、五月に産まれるように計算しました。
そして、一年後の五月に、無事に女の子を産んだのです。
その三年後、後取りの男の子を産み、また三年後、男の子を産んだのです。
長男の嫁としては、立派に役目を果たしたのです。
次回も長男の嫁あるあるです。