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発砲スチロールの刳り抜き

15cmのプーチン&マーチンを作った後、それより
ひと回り小さいパペットを作りたくなりました。
でも東急ハンズで売っていた刳り抜き半球の直径は
15cmの下のサイズは10cm。ちょっと小さすぎるので
間の12~13cmくらいが欲しかった。でもナイ。
ナイ時は作る。ハンズにも同じものがあったかどうかは
確認しなかったのですが、新宿オカダヤに
12.5cmの「球」がありました。
半分にもなっていない、中身の詰まった球です。


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これをまず半分に。
球の円周にビミョーな線が入っているので、これに合わせて
カッターを差し込んで少しずつ刃を深く入れていけば半分に
割ることが出来ます。右が割ったばかりの半球。
半球のフチから1.5cm位の所にカッターの刃を、まずは
垂直に立ててひと回り。その後、カッターの刃を寝かせて
ひと回りさせてスチロールを切り落とします。(写真左)








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最初に垂直に刃を立てた所からやや内側にまたカッターの刃を
垂直に立ててひと回り、その切り込みに合わせて刃を寝かせて
スチロールを切り落とす・・を繰り返して、底のほうまでカッターで
スチロールをカットしていきます。
上顎にする半球はやや浅めでもいいですが、下顎にする半球は
なるべく深めに。でも突き破ってしまわないように注意。

写真は右から、金属ヤスリ、彫刻刀、ゴム素材のようなヤスリ。
カッターの刃で大体の「掘り」をした後を削る道具として、
彫刻刀を使いたかったのですが、普通の彫刻刀のように
刃がまっすぐだと曲面に対応出来ないと思い、刃がカーブして
いる彫刻刀を買いました。本当はスプーンのすくう部分の端先が
みんな刃になっているようなものがあれば欲しかったのですが、
そういうモノはないとのこと。これが一番目的に合っていました。

お値段はちょっとお高め、1984円。
ヤスリも、紙ヤスリでなくて曲面に対応出来るものが欲しくて
ハンズの売場の方に相談したら、これが使えそうでした。350円。








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左は、カッターで出来た段差を彫刻刀で削った状態。
右の紫のものが、「ゴム素材っぽいヤスリ」です。
元々へらのような本体に取り付けて使う、取り替え用の消耗品。
ハサミで簡単に切ることが出来るのと、柔らかいので曲面に
合わせて使えるので、球の発砲スチロールの内側を滑らかに
するのにはちょど良かったです。
ハンズの売場の方って素敵ですね。「こういう素材を
こういう風にするためのこんな道具が欲しい。」という相談に、
丁寧に色々なモノを紹介してくださいました。








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ヤスリで削りました~~♪ 結構滑らかになりました。










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「ニットパイル」を張ってシルクピンで留めた所です。
発砲スチの厚みの上の「生地のシワ」。
高温のアイロンをよく押しつけて平らにすれば気にならないし、
何より質感が御本家に似ているので、この生地はお薦め♪
ただ、心配したようにパイルは表面がループになっているので
生地の表面は傷みやすいです。作っている間もループに針を
引っかけてしまいました。長く使うと擦り切れもあると思います。
私は、この子たちは「観賞用」にしますわ(^^)。




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12.5cm球体・ニットパイルバージョンです♪
ニットパイルのほうが生地が球体になじみやすいですね。
後ろのシワも2WAYストレッチより少なくて済みました。
「プーチンとマーチン」、「プーチンとマーチン2」で
パペットが世代交代していると仮定して、
今回は「プーチンとマーチン」のほうに似せるように
スカート長めで作ってみました。

何故「ひと回り小さいパペット」を作りたかったかはまた今度(^^)♪




頭とスカートの比率

もしかして・・。


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「プーチンとマーチン」、「プーチンとマーチン2」で
パペットは世代交代しているのかしら?
私は「プーチンとマーチン2」のYouTubeの動画を
パソコン画面でカメラ撮影して、それを元に頭とスカートの
割合はこの位かな、とスカートの長さを決めました。
出来上がってみると、ちょっとスカートの長さが足りないような?
でもこうしてパソコン画面と並べてみるとそんなに違和感はない。
「プーチンとマーチン」(Part1の方)のYouTubeの動画だけだと
ちょっと画像が粗くて分かりにくいので、他にも確かめたい事が
あったし、DVD「FLAT」を借りて来ました。
テレビ画面を何度も一時停止して、画面に定規を当てて
頭とスカートを測り、頭とスカートの比率を計算してみました。
頭とスカートの境の微妙な「線」が測定の分かれ目です。
(ヒマなヤツだとお思いでしょうが、私の本業(?)をご存じの方は
数々の作品を生んだこのしつこい性格、ご納得ですよね。)
「プーチンとマーチン」はDVDのテレビ画面で、
「プーチンとマーチン2」は、YouTubeの動画で。
各6回ずつ違う場面で測定して、最大値と最小値を除いて
各4回分の数値を平均しました。
スカート100に対して、頭(てっぺんから「境の線」まで)の%は・・。
「プーチンとマーチン」  平均約54%
「プーチンとマーチン2」 平均約58%
つまり、スカートの長さに対して、「2」のほうが頭の割合が
大きいようなんです。「プーチンとマーチン2」をモデルに作った
私は、「プーチンとマーチン」を見ると、「どうもスカートが長い。
もっと長く作れば良かったかも。」と感じたのはそのせいだった?

なので、工程34番のスカートの作図ですが、
台形の「高さ20cm」はもう少し長くしたほうがいいかもしれません。
ウチは小柄な次男の腕の長さも考えてちょっと短めですが、
直径15cmの球体を使い、クチビルから約4cm下がった所に
スカートを取り付ける場合、
頭を約54%にするならスカートの長さは22.2cm
頭を約58%にするならスカートの長さは20.6cmになります。




その後、買ったもの&作ったもの

店でも始めるつもりか(^^;



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蒲田のユザワヤでは15cmが最小と言われた発砲スチロールの
半球体。東急ハンズに行ったら、別のサイズの半球体も
ちゃんと中が刳りぬいてあるものがありました。
サイズは直径6cm、10cm、15cm、18cm、20cm・・もっと大きいの。
6cm(手前)のは一個(半球)45円、10cm(奥)のは1個120円。
手を入れないものを作る場合にはコレ、使えそうですね。
でも6cmのはいいけど、10cmのは厚みがなくて
シルクピンを刺すとすぐに発砲スチロールが崩れそう。


左上はスポンジ。「プーチンとマーチンの作り方・パペット」の
6番の工程で、100円ショップで買ったスポンジは
「弾力がありすぎた」と書きましたが、ハンズにはいい柔らかさの
スポンジがありました。お店の方に「この柔らかさで白は
ありますか?」と聞いた所、「このメーカーさんは硬さでスポンジを
色分けしているんです。」と。 (余計なコトを・・(^^;★)
白を触ってみたらやっぱり固かった。黄色を購入。298円。

この薄い黄色が白い生地を被せた時に透けるかどうか。

やってみたらニットパイル(次ページ参照)を1枚被せた場合で

透けました。なので白のフリースをスポンジ部分にだけ貼ってから

生地を被せました。それでも微妙に透けます。

また、このスポンジは加工がしにくかったです。

カッターで削れないし、金属ヤスリも不可。

私がもう一度使うとしたら、100円ショップの白スポンジのほうを

使うと思います。弾力は強いけど加工はしやすかったので。


左下は18番の工程のシルクピン。
新宿オカダヤで「一番短いシルクピンは何cmか」を聞きました。
オカダヤにあったのは2.1cmでした。なんと1箱100g

何本入っているのか分からない大量のシルクピン。
これが最小単位。私にいくつプーマーを作れと言うの?
このシルクピンを誤って床にぶちまけた時の事を想像すると
ゾッとする。小分けにして別の容器に入れて使うことにしよう。
自分でペンチで切ることを考えたら、そしてやっぱり先が
尖っているほうが使いやすいから、こんなにたくさんいらない

けれど買いました。ひと箱661円ナリ。



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プーマー作りが止まらない(^^; こちらは指人形。


「プーチンとマーチンの作り方・携帯ストラップ」のページに

フロックボールという、発砲スチロールに着色した成型品が

ある事を書きました。直径2cmだけでなく、3.5cmのものも

ありました。(もっと大きいのもあったけどサイズは忘れました。)

私はこの指人形を作った時に、直径3cmのスチロール球体に

ストレッチ生地を被せて作りましたが、指人形を作る場合

3.5cmのフロックボールを使ってもいいかもしれません。

ちょっと頭でっかちの指人形になってしまうかな・・?


【後日記】

フロックボールのサイズ (東急ハンズ・渋谷店)

1.5cm、2.0cm、3.5cm、5.0cm、7.0cm、10.0cm.

色見本は24色ありましたが、店頭には全色は揃っていなくて

店頭にないものは取り寄せになるようです。

サイズも、5.0cmまでしか商品は置いていませんでした。




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携帯ストラップも作ってしまいました~~。
指人形のは工程を撮らなかったけれど、

ストラップは「作り方」をアップしました。見てね♪







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「ペーパーウェイト」です。こけしと言われてしまいそうですが(^^;

直径10cmのは厚みがないのでそそられなかったのですが、

6cmの発砲スチロール球体はなんだか制作意欲が湧く大きさでした。

さて、何にしようか。パペットにしても指人形にしても携帯ストラップにしても

ちゃんと「用途」があった。ただの置き人形ではつまらない。大きさから

考えると「ゆで卵カバー」なんていいかもね。いわゆる「エッグコージー」。

でもウチ、ゆで卵ってほとんど作らないのよ。私が好きじゃないから。

ちょうどいい大きさのソルト&ペッパーの容器があったら、

それに被せたら可愛いと思うな~~。っていうか。

6~7cmくらいの高さの陶器のプーチン&マーチンのソルト&ペッパー入れ

があったら、めっちゃ可愛いと思う。色も白と黒で合っているし。

頭の真上じゃなくて、少し後ろのほうに塩と胡椒が出る穴をあけて。

それとも穴はクチの奥にあけて、クチから出るのもいいかも。

吐き出しているみたいでよくないかな・・と妄想は続く(^^;

で、結局。我が家で使えそうなモノを考えてペーパーウェイトにする事に。

スカートの裾のところにフタをして塞ぎ、頭とスカート部分を繋げる前に、

中にビー玉を16~17個入れて重りにしてあります。

私は洋裁をするので、型紙を引く時に大きな紙を使います。

どうしても紙が丸まってきてしまうのでペーパーウェイトは欲しかったのよね♪

これもニットパイルで作りました。やっぱりこの生地のほうが質感がいい。

ちょっとクチを大きく開き過ぎたかな?






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プーマーお仕事中(^^)