あまりに人間的16 | コラム・インテリジェンス

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透き通るような…心が…ほしい

人間の品性、感性、理性が

劣化してしまっているのかも

知れません。

 

闇バイト、ルフィ、

反社会、迷惑行為動画、

ノーマスク、顎マスク、

〇〇番長、神、等々

 

ネット、IT、

アニメ、漫画の普及と

社会的緩和政策により、

 

本来の言葉の

意味と意義において

意識認識レベルの

低下が進行し、

 

神と善悪の

ハードルも下がり、

シームレス、ボーダレスと

なりつつあると考えられます。

 

古代ギリシャ人からしたら、

驚くような「神」が、

日本には

ウジャウジャ存在しちゃって

いるようなのです。

 

「文化が文化の手段のために破滅する危険にあるような時代に、我々は属している。」

(「人間的、あまりに人間的」ニーチェ)

 

現代文化はすばらしい。

 

しかしながら、現代文化の

維持促進のために

 

携帯だのスマホ、

ネットがITが

漫画やアニメが

 

手段として

用いられている状況では、

 

我々の文化も破滅する

危険にあるような

気もしないでもないのです。

 

人間の文明が

人間の文化を破壊し、

 

人間の文化は

自らの文化の

手段によって、

破滅させられる運命にある

 

などという愚かしいバイアスを、

現人類は抑えようとさえしない

ほどの愚か者に

成り下がってしまって

いるのかも知れません。

 

「愛されたいという欲求は、自惚れの最たるものである。」

(「人間的、あまりに人間的」ニーチェ)

 

自分が誰かから

愛されるに値する

人間なのかどうか、

 

それを考えたら、

僕などはもう、

一生孤独のうちに

 

残りの生涯をも

閉じなければならない

人間であるという

結論にしか

辿り着けないような

気もしないでもないのです。

 

「人間軽視とは、自分以外の誰をも自分の目的に対する手段としてのみ認めるが、人間蔑視は、全然認めない。」

(「人間的、あまりに人間的」ニーチェ)