「神───それは本質的に物理的でないし、本質的に心理的でもない実体である───を冥想する。」
(「6人の世俗哲学者たち」ルイス・ホワイト・ベック)
「世俗な哲学者たち7」
https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-12614193740.html
何に関してもネガティブなことより
ポジティブなことを述べる方が楽ちんではある。
が、実はそれは大衆への御機嫌取り、
一般大衆に媚びへつらう情けない態度であると思われます。
コロナ禍においても、
蔓延防止法施行非難、非常事態宣言批判、
政府批判をして、
「外出したい、酒飲みたい、集まりたい」などと
若者の代弁者でもあるような発言をする輩は結局、
こわもてを装ってはいても、その本質は弱虫毛虫、
虚飾と虚栄に満ちた男であるようにも映るのかも知れません。
「視点を変える。という経験がなければ本質は見えてこない。」
(猪瀬直樹──「ニッポン2021-2050データから構想を生み出す教養と思考法」落合陽一×猪瀬直樹)──
同年代、イケメン、同じ感性等々、
同じ視線で異性を選んでいては、
本質は見えてきません。
老人、ブサイク、感性の違い等々を
乗り越えての交際からでなければ、
本質は見えてこないのかとも考えられるのです。
「結果として、日本全体や世界の中から自分自身の存在も見えてこないんだということをわかってほしいのです。」
(猪瀬直樹──「ニッポン2021-2050データから構想を生み出す教養と思考法」落合陽一×猪瀬直樹)──
そういえば猪瀬さんも、
12歳の年齢差を乗り越え、
見事に結婚成就されたようにも記憶しております。
が、僕は猪瀬さんより10歳くらいは若いけど、
年齢差は20歳30歳以上である場合もあるので、
これはもう正気の沙汰ではないのかも知れません。
「自分の立ち位置を知らない人材にできることは限られます。」
(猪瀬直樹──「ニッポン2021-2050データから構想を生み出す教養と思考法」落合陽一×猪瀬直樹)──
自分の街がある国のこと、
自分の国の中での、自分の街と他都道府県との
位置関係、行政関係、経済関係、歴史的関係等々、
自分の国と他国との地図上での位置関係、
司法行政的関係、歴史的関係等々、
男が知らねばならぬ事は山ほどある。
それらを学び取るには時間がかかる。
マンガ・アニメ・ゲーム等々に、
時間を割いている場合ではない、
というのがアタリマエにアタリマエの男の、
思考方向ではないのかとも思われます。
そしてそれらを詳細に学び、
身に付けたその先に、それらを統合分析、
自分の立ち位置をしっかりと理解し、
そこに賢人たちの哲学を注入、我がものとすることで、
はじめてアタリマエの人材となることができるのかも知れません。
「日本の文化を知り、他国の文化を理解した上で、立ち居振る舞いを決める。これが国際的な舞台で求められるのです。」
───(猪瀬直樹「ニッポン2021-2050データから構想を生み出す教養と思考法」落合陽一×猪瀬直樹)───