───真言密教 空海の教え───
大日如来が姿をかえたもの。
大日如来は、万物の慈母であるとともに
宇宙の中心であり、宇宙の真理そのものである。
───コラム・インテリジェンス───
宇宙に存在するものすべては、
全能の神ゼウスが姿をかえたもの。
ガイアは万物の慈母であるとともに、
宇宙の中心であり、宇宙の真理そのものである。
道を歩けばその道路も、部屋に上がればその床も、
風にあたればその風も、椅子に座ればその椅子も、
すれ違う人みんなが、そこにいるみんなが、
すれ違う人だけでなく、そこにいない人々も、
すべてにガイアの慈愛があり、
すべてが宇宙の中心と成り得り、
すべてが宇宙の真理足ら占めるものなり。
宇宙に存在するもの全ては
大日如来が姿をかえたもの。
その秘密の教えを真に理解できれば人はこの世にいながらにして仏になれる。
その秘密とは、
人はどうしても、
感謝の気持ちを忘れてしまう。
そしてついには感謝することさえなくなってしまう。
が、全ては大日如来の化身、ゼウスの化身であると思えば、感謝どころか恐れ多くもという畏怖の気持ちにさえなりやすい、ということなのかも知れません。
すくなくとも僕はそのようにして
心の平安を保つのに役立てています。
仏の恵みが現世で与えられると説く密教は、多くの人々の心を捉えたようです。
そもそも公に明かされて、大衆に解りやすく馴染み易く受け入れやすいような論理だけを抽出してみせたのが顕教と呼ばれる仏教全般を示し、
一般大衆には解り難く理解し難く「そんなバカな」と思われ信頼されそうにもない真理、哲学的論理を明らかにしたのが密教であるとすれば、
一般仏教で楽ちんに毎日を送るのは難しく、
密教であるならいきなり悟ってしまうわけだから、
これを用いれば即身仏、楽ちんな気持ちで毎日を送りやすくなるであろう教えであるとも思われます。
つねに感謝、いつでも感謝、
感謝の気持ちでいれば
自然と幸せな気分にもなれます。
簡単に感謝の気持ちを会得するには、
全てが大日如来の化身であるから粗末には扱えない、
全てがゼウスの化身である可能性がおおいにあるのだから、いい加減に扱ってしまっては後からどんな罰が与えられるとも限らない。
だからいちおう全てに感謝しておいて間違いはない、と自分に言い聞かせてでも感謝の気持ちでいることが出来るのなら、
幸福もやがては自分に寄り添ってくれる、だといいな、だと信じることから始めよう、くらいの気持ちで気楽に初めて見ることが大切。
宇宙に存在するものすべては、
大日如来が姿をかえたもの。
大日如来は、万物の慈母であるとともに
宇宙の中心であり、宇宙の真理そのものである。
すべてはゼウスの化身であり・・・・・。