今更な話しですが、先日おもちゃショーに行った時感じた事です。

 会場では色々なおもちゃが華やかに展示されています、業者日なので訪れているのはメーカー、問屋、小売店の人達です。

 帰りに地方訛りの話し声が聞こえ、あぁ、地方の小売店の人なのかなと思いました。

 そんな時フッと思ったんです、私の地元は東京の下町です、近くにJRの駅があり、そこを通過する国道には商店街があります、地方で良く聞かれるシャッター商店街とは違いますが、私が子供の頃とお店の内容が随分違ってきています。

 地元商店街にはおもちゃ屋さんがありました、3月には雛人形、5月には武者人形を取り揃え、ガンプラブームの頃は子供達で賑わいました、もちろんクリスマスシーズンにも多くの人が訪れていました、私も子供の頃はここで親におもちゃを買ってもらったものです。

 古くからあるおもちゃ屋さんで、その後ビルに建て替え暫く営業していましたが、その後ペット屋さんになり、更に飲食店になってしまいました。

 その反対側には本屋さんがありました、ここも古くからやっている本屋さんで私が子供の頃から在りました、当時は月刊誌を自転車で配達してくれる人がいました、今で言う定期購読の本屋さん版ですね、欲しい本があればもって来てくれました。

 ソコも暫くしてビルに建て替えました、当初2フロアで営業すると告知していましたが、人の配置などを考えたら無理じゃないかと思っていたらやはり1階だけの営業で2階はテナントになりました。

 暫くしたら配達の人が居なくなりました、そしてもう暫くしたら閉店です、今は2フロアともテナントになっています。

 おもちゃ屋さんの少し先には金物屋さんがありました、日用品や大工道具などを売っていたチョト大きなお店で、やはり古くからあったお店ですが、現在ここはコンビニになってしまいました。

 更には2件の文房具屋さんが在りました、1箇所は牛丼屋さんに、もう1箇所は、アレ?何になっているか思いだせない?飲食店だったかな?

 古くからあったお店が無くなっていきます、栄枯盛衰は世の常ですが、子供の頃から慣れ親しんだお店が消えていくのは一抹の寂しさも在ります、でも隣街の駅ビルにはヨドバシカメラが入り、おもちゃ、プラモデルで困る事はありません、いざとなれば秋葉原も近く、何でも揃います。

 本にしても駅ビルの中には大きな書店が入り、町の本屋さんの品揃えではやっていけないのも当然かもしれません。

 更に今や通販で何でも揃ってしまいます。

 こうやって見ると街の小さな小売店は大きな商業施設に追われてドンドン無くなっていきます。

 便利さで行けば大きなお店で、消費者はその便利さを求めるのはしょうがない事ですが、町の小さなお店がなくなるのも寂しい事です。

 何が良い、悪いとは言えない問題ですね、こんな事今更ですが、先日のおもちゃショーでふと思い出してしまいました。