最近は根気がなくていけません、MGC M2カービンのレストア記事も滞ってます。
そこで気分を変えるために前々から書こうと思っていた記事を載せる事にしました。

写真のマガジンは何だと思います?

パッと見はM16/M4の30連マガジンに見えますよね。

はい、コチラがM16の30連マガジンと並べた写真です、明らかに長いですね、これは40連マガジンです。

反対側、何やら見慣れないスリットがあります、これを見て判るのは友人のうさまるさんかな?

底板の刻印です、「バイ スターリング イングランド」となってますね、これはイギリスのスターリング社製AR-18用の40連マガジンです、右側の細いスリットがAR-18用のマガジンキャッチが入り込む所です。
左側の四角いスリットはM16/M4用マガジンキャッチが入り込むところで、本来AR-18用のマガジンにはないモノです、M16/M4とAR-18はマガジンサイズは同じでもスリットの違いで共用出来ないのですが、コチラは両方に使えるマガジンです。
ここでAR-18について簡単に説明しておきましょう、AR-15、後のM16はアルミレシーバーで出来ていましたが、AKシリーズのようにプレスで同じ様な性能のライフルを作ろうというコンセプトで生まれたのがAR-18です、発展途上国でも作れる安価なM16を目指したのですが、M16が大量生産で安価に製造された為に、結局、何処の国でも正式採用される事なく終わっています。
当初はアメリカのアーマライト社で設計製造され、後に日本の豊和工業でもセミオートモデルのAR-180がライセンス製造されましたが、北アイルランドのテロ組織IRAに渡った事が判明して、製造中止になりました、因みにこの時の製造経験が今の自衛隊が使う89式小銃に生かされています。
そしてイギリスのスターリング社でもAR-18がライセンス製造され、その時のマガジンが今回の物のようです。
スターリング社マガジンが全部M16/M4と共用だったのかはわかりませんが、少なくともこのマガジンはそうです。
これは無可動銃を買い集めていた時に、いつかはAR-18と思っていて、このマガジンを見つけ、一期一会と先に買った物ですが、結局AR-18/AR-180を買う事は在りませんでした。
それでは実際にM16/M4へ装着できるか試してみましょう。

登場するのはM16の無可動銃、ナム戦の時の物です、コチラは20連マガジンが着いています。

30連マガジン、まぁ着くのは当たりまえですね、これ用ですから。

そして40連マガジン、コチラも問題無く抜き差しが出来て、マガジンキャッチが掛かります。
見慣れた30連ではなく40連が着くと怪しくて良いでしょうW