これはまだ見ぬ、知らぬ何かを求めて徒然なるままに旅をしている私(カナメ)の足跡を私なりに綴ったものです

《序章》


とある11月某日Thaiに住む友人から年末にバンコクでタマサート大学同窓会を開くからカナメも来て欲しいとの連絡が



ちょうどヨルダンから帰国したてで年末年始は何処へ行こうか思案中の私には渡りに船!!

ついでにまだ行った事のない国も絡め年末年始旅行を組み立てちゃおうと地図を開きながら思案…
条件はタイからアクセスが良く行ったことのない国



ミャンマー…お隣だが年末年始を楽しく過ごせなさそう(あくまで主観です)

ブルネイ…(飛行機の乗り継ぎわるし)


バングラデシュ!!
なんかありそう!!



という事で

まだ見ぬ何かを求め

バングラデシュに大決定!!



早速エアーチケットを手配(ビザも)

でネットで情報を集めると…

見事に情報がないー
何故?



それもそのはずバングラデシュは日本からの渡航者数が少なすぎて『地球の歩き方』のない唯ニの国との話(ちなみにもう一つはパプアニューギニア)

何とか『バングラデシュ旅行』という本を見つけ後は現地で

行くだけ行ってみよう☆


続く


Colors Backpackerへようこそ!!!



行って来ました!バイオスフィア2!!!



もう本当に感無量です。




環境と宇宙開発を勉強していた自分にとってはこれほどの聖地は存在しない。


ずっと前から、絶対に行ってやろう!と思っていた場所なのでホントにうれしい☆☆☆



えー遅れ馳せながら、バイオスフィア2のご説明をさせていただきますと、
まーいわゆる人工的なミニ地球って感じの研究施設なんです。




ちょっと昔、後楽園ぐらいの大きさの中に海、熱帯雨林、砂漠、牧草地などあらゆる地球の要素をぶち込んで、この密閉空間で人(男女4人ずつ)が暮らせるか?(空気、水、などなどすべて内部で循環)



というとんでもない実験をアメリカはやってしまったんですねー!!すげーーーーー!!



ちなみにこの研究は中の酸素が減少して100年やる予定が、2年で終わってしまったものなんだけど、ここで得たデータが今の環境学や建築学(なぜなら酸素が減ったのはどうやらコンクリートが吸収していたらしい。。。)に活かされているんです。




そしてさらにこの研究の最大のテーマは
☆宇宙で人は住めるのか?☆

つまり、スペース コロニー(ガンダムのやつ)のベースになってくるのです。



いつかこんなものが打ち上がって宇宙で取れたての野菜や魚が食べれるかも??


環境学(保全)と宇宙開発(発展)ってのは、いわば両極端

後ろを見直すことと前を見続けるような感じに似てる。




でも実はこんなに両方に貢献するものがあるんです。



世の中にはまったく関係ない様に見えるものが意外なとこで繋がっている。



たとえマイナスとマイナスに見えるものだって掛け合わせればプラスになるように。。。。


そんなものを見つけ出してたくさん繋ぎ合わせていけばきっともっといい世の中になる。


それが本当の意味での人類の進化であり、前進なのでわなかろうか?なんてことを勝手に考えてみました。



さーちょいと未来にタイムスリップして来たので、今日からまた現在に戻って頑張るぞ!!



いつか、必ずあんなの造ちゃる!!!!!!!!!!!!

『百聞は一見にしかず』

この言葉の意味がこれほど分かったのは生まれて初めてだろう。


今回のベトナム&カンボジアの旅は言葉では表せない事だらけだった。

知ってはいたし、聞いてはいた。。。



自分の足を吹き飛ばした地雷を材料にして義足を作る人々。。。

地雷や疫病によって腕、足がない子供たち。。。

生活のために自分より大きな荷物を抱えて一日中働く子供たち。。。




そこで見たもの&経験したことが自分の心に問いかける。

『自分は何を感じる?どうする?どうしたい?』




そして旅の中、出会った人々とその温かい心。

僕が訪れたハンディーキャップセンターで働く青年は一生懸命拙い英語でも精一杯カンボジアの現状を説明してくれたことに感謝とその温かみを感じた。


自分が何かをしてあげるのではなくて、こんなことができる!

僕ができることを今度はしっかりもってまたここに戻ってこよう!


そう誓って、自分の気持ちをその青年に伝えると、微笑みながらこう言ってくれた。

『私達はあなたがまたお越しくださるのをずっと待ってます。いつでも戻ってきてください。』


この世に絶望はない。


生きていること自体が希望だ。


今回の旅はそれを全身全霊で教えてもらった旅だと思う。
この経験にめぐり合えたことに深く世界に感謝したい。



最後にベトナム&カンボジアの友人達に同じ質問をして返ってきた同じ返答をここに残しておこうと思う。


『自分にとって人生とは何?』
 

『自分にとって人生が何かを考える必要はないと思う。

それよりも今を一生懸命に生き抜くことを考えるべきだよ。』