庭の草刈中、つまんなくなると
（すぐ好きじゃないと興味を失う息子）
モクモクと草刈中の母に話しかけにくる。
私も、息子のタイプとの付き合い方も大分学び。
簡潔明瞭、１つを。
以前の私だと、いちいち聞いてこないで
自分で判断してよってイラついたことも。
複数言うと、満足に出来るのは１つ。
気持ちがなくなると、見事に手抜き。
しまいに放棄。
でも、最近はこういうタイプだとわかってから
あまり私もイライラしなくなり。
イライラしないと、淡々と言える。
すると、息子も淡々とやるわけで。
でも、現状を伝えることも本人の自覚に必要で
「あんた、興味ないとモクモクとやらんよね
」と。
そんな中、バイトでの愚痴も言ってくる。
それをポジティブに変換し返す。
「出来もしないから指示出しちゃだめな訳じゃないしさ」
「逆に、自分がそれを出来るようになったら
他の場所でも通用するスキルになるさ。
そしたらかっこいいよなぁ。」
「それ役にたつよ」
「自分のためになりゃいいのさ」
息子、「確かに
」と、にやり。
話の要点つかみ、返して。
それから次なる庭仕事の指示だし。
終わるたび、私のところへ。
やり直し部分があれば、
惜しいなぁ、こここうだと助かるのだがぁと。
話をし、仕事しにいき…。
そんな繰り返しで、最終的にはハンパで放り投げず
それぞれで終了できた。
いかに最後は、御疲れさん、ありがとう。
助かったよって言えるよう、息子も最後まででき
達成感になるか？がポイントだったりする。
自分自信も色々学び変わったかもしれない。
でも、息子も成長したものだと。
息子の世界も尊重しつつ、息子が自分の世界ばかりで
周りをないがしろにしたら、私も勿論切れる。
それがお互いの世界なんだって教える時期もあった。
だから、一言声をかけ
「それ切り目つけたら、庭手伝ってよ。軍手おいとくね。」
本人、そわそわと自分の意志でゲームを切り上げやってくる。
お互いの世界の尊重だ。
こうなるまで色々葛藤した。
いわゆる１つの行動療法に繋がっていたんだなぁと。
つくづく思うのは、親がそれぞれに
家族のセラピストになれることが
一番大事なんだなぁと思う。
親だからこそ、その子の特性を一番理解できる
ポジションにいるのだもの。
我が子の専門家になれるのは
親が一番いいポジションにいるんだと思う。
その子のためになるとわかれば、
どんな苦労もいとわず、信じてやれるものね。
何がその子に必要かも、成長段階において判断したり
行動したりできるものね。
そこを見極めるには、自分の親としてのエゴとも
向き合うことになるしね。
そういうときに、専門家の知識や助けを借りていくといいんだよね。
資格とるのじゃなくても、色々な書物や講習会、
そういった人たちと関ることから
沢山情報をえられる時代になったんだものね。
自分次第の世界。
いい時代よね。
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