カラフルのクラリネットエピソードシリーズ
愛♬Clarinet→38話目です
前回までのお話
室内楽でバセットホルンを担当することに。
ミキちゃんと授業で組んでいたクラリネット四重奏で弦楽四重奏の曲を演奏することになり、ヴィオラパートを演奏するのに音域的にも音色的にもバセットホルンを使用することになったのです。
曲はベートーベンのラズモフスキー四重奏曲。
クラリネットで演奏するには難曲へのチャレンジでした。
バセットホルンは吹いたことがなかったので先生のアドバイスを受けながら学校にあるクランポンの楽器を使用することに。セルマーの楽器なら普段使っているマウスピースを使用出来るのですが、クランポンにしました。
リードはアルトクラリネット用の物を使用します。
バセットホルンというのは本当にクラリネットらしい暖かく良い音がしてクラリネット吹きに愛されている楽器ですが、演奏はとても難しい!学校の古い楽器ということもあったけれどコツというかツボというか、、そこを感覚的に掴まないとすぐに音が裏返ってしまう。
猛特訓しました!!
室内楽の試験当日。
朝起きた瞬間からすでに心臓バクバク。
緊張しながらも最後のリハーサルをするため防音マンションに住むミキちゃんの家に集合。
四人ともかなり緊張していました。
うん???
なんか・・・臭くない??
あれ??・・・お酒の匂い???
なんと、その時1stを担当してた子があまりに緊張しすぎてどうにかなっちゃいそうだったから日本酒を一杯飲んできたと言うのです!!!!!!!!
えええーーーーっっ!!!??笑
これには驚きました!!
驚きすぎて爆笑しました(笑)
そんなこんなで緊張もほぐれたところで(笑)、リハーサルをしていざ、会場へ。
試験では良いアンサンブルが出来ました。
1stの子も、お酒を飲んでたとは思えない良い演奏をしていましたw
この試験を受けるに当たって一生懸命バセットホルンを練習したことは本当に良い勉強になったし、選曲をしたときも、もちろん先生のアドバイスがあって選曲はしましたが色んな曲を調べて、聴いて、楽譜を見たことが良い勉強になりました。
弦楽四重奏用の曲というのは昔から本当にたーくさんありますがそれに比べるとクラリネット四重奏用に作曲された曲、クラリネットアンサンブル曲というのはまだまだ少ないことを知ったんです。
もっと広げていきたいね!!
つづく
Megumickey