「ポンピドゥー センター 傑作展」at東京都美術館
おもしろい展示でした。
画家自身が、作品に、ひとことコメントを、しているのも、面白かったし、
一年一作品で、構成されているのも、歴史を体感できます。
1945年は、世界的に、空白の一年だったんだ。
ネタばらしになりますが、1945年の展示だけ、何もなくて、
天井から、ピアフの「バラ色の人生」がかすかにきこえてくる演出です。
「表現」することも、こうして、歴史的な流れの中で、みていくと、
表現することですらも、歴史の流れの中に、浮かんできていると
感じました。
それが、歴史を「つくってきた」のか、やはり「流されただけ」なのか
それとも、「それこそ、人々と共にあった証」だったのか。。。。
私は、「歴史」が好きではないので、
(過ぎたことなんて、どーでもいいじゃん~~!という理由で)
おおいに、その「在り方」を考えこんでしまいました。
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展示は1907年から始まります。
ブラックの「レック湾」 <画集より>

キュビスムの代表者だと思っていて、大好きなブラックが、
初期のフォーブの作品の方を展示されてたことにも、
いきなりびっくり・・・・。
フォービスムって、それまでの「宗教画」みたいな写実主義から
自分の感覚的なことを表現していこうとする
大変換だよね~。
芸術とか、創作することを、それまでは、
神への奉納、または、貴族への献上だったけど、
自分の感じることや、自分の周りの生活という軸に、
引き降ろしたのだろうなと、思った。
それは、ただ、「芸術」を我が手にしただけでなく、
「幸福の追及」も、「上様」からのおさがりものではなく、
我が手によるものにするという
当時の彼らの思いの変遷だったのではないかとも。
<続く>
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