本日、旧暦1月1日。


地元 津軽では有名な鬼沢地区にある鬼神社の裸参りを見学に行ってきました。



鳥居の前に用意された大きな樽には凍るように冷たい水が。
ここにふんどし姿の集落の男性たちが入って水垢離をします。



ザブザブ浸かるので水が減ると追加で水と雪を投入します。



地元テレビ局や新聞社の取材もたくさん。



登山囃子が響く中、水垢離は続きます。


普段は無人の神社ですが、この日ばかりは御守り等も授けて頂けるようです。


本殿の脇にはテントが設営されていて。


おばあちゃん達が作った地元名物のけの汁の振る舞いと、



お餅の販売が。

けの汁って小学校の頃、給食に出たような記憶が。
お正月とかに作る家庭もあるようですが、私の家では作らなかったのでかなり久しぶりに食べました。
晴れてたんですが、風が冷たかったのでとても温まりました。


水垢離が終わると集落を練り歩きます。






可愛らしい鬼の刺繍の入った御守り。


ちなみにこの集落では節分に豆まきをしないそう。
昔々、村人が水不足に困った際、鬼に助けてもらったため、その恩から鬼を大切にしているからです。

なのでよく見ると神社の旗や額の「鬼」の字にツノがなかったり。



寒かったけど楽しかったー。