本年一回目の記事。あけましておめでとうございます!

旅に出ると連泊せず、なるべく多くのホテル、ゲストハウスに行けるようにしています。興味深い建築がアジアには多く存在して、勉強になることが多々あります。
タイ、チェンマイ、ワロロット市場近く、ゲーター門にも程近い所にある
Villa Long Chang(ヴィラ・ロンチャーン)
100年前に作られた木造建築をリノベーションしてカフェ、ホテルとして再利用しています。
エントランスを抜けて二階に上がる階段は木製で傷めない様にスリッパに履き替えます。外部にあたる部分ですがとてもしっかりしていてかつ温もりが感じられます。

客室部分の2階はとてもシンプルな間取りですが、色使いが絶妙で廊下は薄いブルーグレー、客室の天井が薄いグリーンアイボリー、壁が薄いピンク系の色。
天井の色を白にしていないので、壁の色がピンクに見えすぎず、可愛くもあり落ち着いた雰囲気にもなっています。
ベットに置かれた象の形をしたタオルもそのままにしておきたい空間。
机の上にはブンスームさんの写真集
「想いでのチェンマイ」
新しい物に囲まれた生活をしていると、
古き良き時代が懐かしくなるんだなと
他の国に行っても思えます。
折角あるものなのだから、
また使えるように、また暮らせるように、
そういった事を繰り返して行くことが、
今生きている人たちにとって大切なことなんじゃないのかなと、
こういった空間に居ると感じられます。
山に植林したものの輸入材の安易さ、安さによって荒廃してしまっている日本の山。
タイでも乱獲してしまったチーク材。
伐採が禁止されてしまった現状、
どのように再利用していくのか
とても興味深い取り組みです。
そこにある物を利用して住まう場所を作る
木、土、石、竹などなど
全部は無理でもそういった空間は
人に落ち着きを与えてくれ、
空気感が違うなあって思ってしまいます。
