静寂は神の言葉で他はすべてその下手な翻訳にすぎない
という言葉がある
静寂とは実は空間を表すもう一つの言葉だ
人生で出会う静寂に意識的になると
自分自身のなかの形も時間もない次元、
思考やエゴを超えた部分と触れ合うことができる
それは自然界に充満している静寂かもしれず
早朝の自室に広がる静寂
あるいは音がふと途絶えたときの静寂かもしれない
静寂には形はない
だから思考を通じて静寂に気づくことはできない
思考は形だ
静寂に気づくとは
静かに停止しているということだ
思考抜きの意識でいることだ
静かに停止しているときほど
深い本質的な自分自身でいるときはない
静かに停止しているとき
あなたは一時的に個人という心理的
精神的形をとる前の自分になる
静かに停止しているとき
あなたは一時的な存在を超えた存在になる
無条件の
形のない
永遠の意識になる
エックハルトトール



