石巻でのボランティア一日目が終わった後
きっと多くの人達が
津波から逃れるために避難したであろう
小さな山に行きました。
そこからは
石巻市が見渡せて
震災前の写真も飾っていました。
そこに
当たり前にあったはずの物が
無くなっていて
海水によって
青々としていた木々は
茶色く枯れて
あんな所まで津波が来たのかと思うと
ここから
津波が通るのを見ていた人達は
どんな気持ちだったのかと
胸が苦しくなりました…
海岸近くは
ほとんど何もなく殺風景。
山を下りて
献花される場所へも
今回一年ぶりの石巻でしたが
正直
「1年前と変わってない」
と、思いました。
今だに
津波で半分崩れた家が残ってたり
瓦礫、車が山積みだったり…
今回、泊まらせていただいた方のお家で
当時のお話を聞いて
日本って複雑すぎるな~って思いました。
こちらの方は
日の丸の旗に名前を書いてもらってる
とのことで、
私も名前を書かせていただきました
これからも
多くの人達が訪れて
ここに、名前を書いていくのだと思いますが
沢山の人達との繋がりを感じる反面
イコール
復興が進んでないって事かなって
複雑な気持ちでした。
ふれあい商店街で
パーソナルカラーをした女性が
「震災後おかしくなってる人が多くて…
女性につきまとう知らないおじさんがいて、困ってる」
と聞きました。
原因は分かりませんが
人をそんな風に変えてしまうのって
どれだけのストレスだったのか…
今回のボランティアで
私のやってる事が
どれだけ意味があったかが
今だに分からなくて
同じ女性達に
もっと何かできたんじゃないかな?って
考えてしまいました。
今回は反省がいっぱい
そして、考える事がいっぱいでした…