心の色を感じて、魂の声と繋ぎなおす　Yoon seul.color.ユンスゥルカラー

いのちの痛みを癒す、道のり②　＜ヒプノセラピー・私の心の痛みをなぞる＞

私の中で、まだ眠ったままの　

‘Wonderな内なる私‘と　

カラフルに出会う　

　心の色と魂からの思いに

　　フォーカスする　

　ヒプノセラピスト

　　カラーセラピスト　

　　 Suguri (すぐり）です。

こんにちは。

ブログに訪れて下さり

ありがとうございます。

今日は前回の投稿に続いて

あの時のヒプノセラピーセッションで私が感じたことを

ちゃんと言葉で残しておくことで自分にも、

そして同じような痛みを抱えている方にも、

こんなふうなこともあるんだなという、

ちょっとでも楽になれるきっかけに繋がれ

たらと思って綴っています。

いのちの痛みの抱くことになった

いきさつの出来事を言葉にしていきます。

＊＊＊＊＊＊＊

ヒプノセラピー　

グリーフワークセッション　ストーリー

桜の下でいのちの強さを思う

いのちの痛みを癒す、道のり①＜偶然の、でも紛れもない出会いの始まり＞

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　それぞれに朝を迎えて

宿での朝食の為にみんなが集まってきます。

昨日の事は敢えて触れないようにしているような

お互いが今、目の前のこの旅行を楽しもうと

新しい朝を迎えたような印象でした。

私も昨日倒れた方が大丈夫だったと

大きな安心感と守りみたいなものを感じて、

今日の旅の始まりを楽しんでいました。

その時、私たちのグループ担当の

韓国人旅行ガイドさんが私がどこにいるのか

探して駆け寄って来るのが見えました。

昨日の出来事はその日の旅行スケジュールが

終わり、韓国人ガイドさんもチェックインなど

引き継いで帰った後だったので、

その緊急事態の時はいなかったのです。

更に私の痛みが深くなった瞬間

私に気づくや否や韓国人ガイドさんは

挨拶よりも前に私をギュッと抱きしめてくれました。

ガイド：「本当に大変だったね。

ありがとう。本当によくしてくれた。

...亡くなったのは本当に残念だったけど、

家族の方も最後まで蘇生をずっと続けてくれて

何とかしようとしてくれた韓国人の方達と

あなたに感謝しているっておっしゃってたよ。」

私は話がのみ込めませんでした。

私ー「えっ、昨日の夜　様態を確認したら

大丈夫だって。助かったんですね？って言ったら

笑顔で、うんうんって大丈夫だって！

えっ、助かったんじゃないんですか！？」

ガイドさんは涙目になりながら、私をさらに強く

抱きしめて背中をトントンさすりながら

ガイドー

「病院で手を尽くしたけど難しくて、昨日

亡くなられたんだんだって。...残念だったけど、

あなたは本当によくしてくれたのよ。】

その後、私はどうやってご飯を食べたのか

覚えていない位、とにかく感情を切り離して

今はここにいる皆のために、私だけではないからと

とにかく取り乱したり、泣いたりしない様に

荷物をまとめて、次の旅行スケジュールへ

その宿を後にしました。

昨日対応してくれた女中さんにもし出会ったら

どんな風になっていたか知りませんが

お会いすることもなかったので

そのまま皆には平気を装って。

でもバスの中で外の景色を眺めていると

考えるのは今日の朝の出来事。

ーなんで、昨日の仲居さんは

大丈夫だなんて言ったんだろう！

あんなに良かったって大泣きして

それが本当は助からなかったって。

余計悲しいし、しんどいよ。

なんで、なんで本当のことを

言ってくれなかったの？

この思いが私の中で大きく大きく、

こだまする。なんで、なんで、

本当のことを言ってくれなかったのって。

でも半面では思ってもいる。

その仲居さんの立場を。

せっかく旅行を楽しみにきた

お客さんの気持ちを思ったら

今不必要に悲しませたくないという

私の事を思った思いに違いないと。

日本人だからこその配慮や優しさ、

仲居さん自身も辛く悲しかったと

思うけど、その思いはひた隠して

精一杯の気遣いとして伝えてくれた

そうに違いない。

半面、韓国に暮らしてわかった

韓国人の情と心の距離感の違い。

韓国ガイドさんはこの旅で

初めて会った日本に住んでいる

韓国人の方なんだけど

その人が自分に対してくれた

向き合い方。

ショックであることも必要だと思えば

まっすぐに伝えて、でも一人にはしない。

赤の他人なんだけど、まるで知れあった仲、

あるいは家族のように、

共にその痛みや悲しみを言葉だけではなく、

全身で表して共に痛みを分かち合ってくれる

あぁ、これが日本人と韓国人の対し方、

相手を思う優しさの表し方の一つの違い

なのかもしれないと。

この時の感情の反動がとても大きくて、

この出来事は気づかないようにしようとしても

私の中に大きく根を張って、

それと共に救えなかったという思いが

強まっていき、私がもっと出来ることが

あったんじゃないかという自責の念までうまれ、

その後の私を時として大きく動かす程の

どこにもぶつけられない思いとして

強く残っていくのでした。

そう、それはもう取り返しのつかない、

いのちの痛みとして私に深く

刻まれていったのです。

＜次に続きます＞

最後までお読みくださり

ありがとうございます。

色から心と体と繋がる

カラダ―　心、　そして魂まで

あなたの五感から　もっと深く　

自分の気持ちと　まっすぐ出会い　

私をもっと力強く生きていく。

そんなサポートをしていきたいと思っています。

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いのちの痛みを癒す、道のり①　＜偶然の、でも紛れもない出会いの始まり＞

私の中で、まだ眠ったままの　

‘Wonderな内なる私‘と　

カラフルに出会う　

　心の色と魂からの思いに

　　フォーカスする　

　ヒプノセラピスト

　　カラーセラピスト　

　　 Suguri (すぐり）です。

こんにちは。

ブログに訪れて下さり

ありがとうございます。

今日は前回の投稿に続いて

あの時のヒプノセラピーセッションで私が感じたことを

ちゃんと言葉で残しておくことで自分にも、

そして同じような痛みを抱えている方にも、

こんなふうなこともあるんだなという、

ちょっとでも楽になれるきっかけに繋がれ

たらと綴っていこうと思いました。

ちょっと勇気がいりますね。

でも今この行動がより思いを浄化させる為

に必要だと感じているので

綴っていこうと思います。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

まず私がトラウマというか、その時の事を

考えただけでひどいときには

不整脈が起きたりして

思い出さないようにして来た出来事を

お伝えする必要があると思います。

ーそれは突然に目の前で起きた

　いのちの最後を受け止めきれなかった事

　から始まりました。

突然目の前で繰り広げられた、いのちへの祈り

私は韓国に住んでいて

ある時、地域のコミュニティで

日本旅行に行くことになって

何組かの家族旅行で２泊3日の

日本旅行に私たち家族も参加しました。

私も日本で初めて行く地域だったので

新しい気持ちでとても楽しみでした。

そして旅でお世話になる宿に着いて

他のメンバーはみんな韓国人なので

自然と私が説明を聞いたりする立場で

私たちのグループの食事なんかを担当して

くれる女性に挨拶と共に食事の時間なんか

を確認しに行きました。

その方は50代後半位のふっくらした女性の

方で、とても笑顔が柔らかく優しい感じの

方で安心したのを覚えています。

じゃぁ、ごはんの時間まで

ゆっくりしようと部屋で靴下を脱いでいる

時に主人の大きな声が聞こえてきました。

「おい、宿の女中さんが急に倒れちゃった。

今すぐ来てくれ！」

そう言われて、さっき会った方かな？

元気そうだったからころんじゃったのかな？

そう思いながら靴下を片方だけ脱いだまま

向かうと先程の女性が意識もなく倒れていて

先に来たグループの２人が心肺蘇生をして

救急車を呼んだ状態でした。

私もその中に加わり、なんとか蘇生して欲

しい、その思いで救急車を待ち、

引き継ぎましたが

その間その女性は蘇生を続けていても

思うように反応はして下さらない状況で

祈るような思いで救急車を見守ったのを

覚えています。

その後少ししたら状況を確認するために

警察の方が来てその場に居合わせた人が

呼ばれて確認をうけたりして

子供たちも一緒の旅行だったので

周りの人もあまりびっくりさせないように

また救急隊の邪魔にならないように

上の階から降りてこれないように

配慮してくれていて

私は心はまだ落ち着かないけど、

子供たちの前では、安心させたくて

その事は切り離して考えて、

いつも通りを意識してました。

でもふと気ずくと

あの後どうなってるんだろう

って気が気ではなくて

どうしても気になって

迷いに迷ったけど夜になって

一人でそっと従業員さんのいる部屋へ

行ってみました。

すると、

急に呼び出された代わりの女中さんが

そっとドアを開けてくれました。

「私が代わりに担当しますので本当に

ご心配おかけしました」

と深々と挨拶されながら出て来られたので

「とにかく心配でどうなったのか、

いてもたってもいられなくて」と私が言うと

その人は優しい笑顔で

「大丈夫、大丈夫です」と告げたのです。

私は「大丈夫ってどういうことですか？

助かったってことですか？」

するとその人はまたそのままの優しい笑顔で

「大丈夫、大丈夫です」とうんうんと

うなづいてくれたのです。

「助かったんですね！良かった、本当に良かった」

私はもう涙が滝のように溢れて

嗚咽しながら部屋に戻る途中で

旦那さんや子供が心配してきてくれて

「あの方、助かったみたい。よかった」

ってひとしきり泣いて安心して

その日は色んなことを考えて寝つきは悪かったけど、

いのちを守ってくれた事に心から感謝して

眠りにつくことが出来ました。

そして、清々しく朝が明けて

でもその後、想像もしていなかった事が

待ち受けていたのでした。

＜次に続きます＞

最後までお読みくださり

ありがとうございます。

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