ワールドカップで、「ジャパン・ブルー」カラーに染まる意外な場所とは? | カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

色彩業界歴25年以上のカラーコンサルタントが、カラーコーディネートのプロになる秘訣を教えます!

カラーコンサルタントの三浦まゆみです。

私が主催する「オンリーワンカラーリスト養成塾」の卒業生、
カラーリストの諸泉和美(もろいずみ かずみ)さんが、ブログを書いてくれました(^^)

ご自身のブログを準備中なので、
まずは私のブログで、記事を投稿していただいてます~

初投稿は、今、話題のこんなお話!

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はじめまして。

カラーリストの諸泉和美です。

 

ワールドカップ、始まりましたね!

街中、そしてW杯関連商品に、サムライブルー(ジャパンブルー)
目にするようになりました。

 

W杯の話題で、だんだんと盛り上がっている中、
意外な所で、ジャパンブルーで染まっている所があるそうですよ・・


どこだと思いますか?

 

福岡の太宰府天満宮です。

学問の神様、菅原道真公が祀られている所。


おみくじの色が、ジャパンブルーに変わり、境内にある
結び所も、
ジャパンブルーに
染まっているそうです。

シンボルマークのヤタガラスや日の丸をあしらい、
4/257/14W杯大会終了までの期間限定で、
ジャパンブルーのおみくじ引くことができます。

 

実は、太宰府天満宮のおみくじは、季節ごとに色が変わるそうなんです。

 

私は、福岡に住んでいた時がありましたが、初詣にしか行かなかったので、
淡いピンクのおみくじしか知りませんでしたし、
季節ごとに、おみくじの色が変わっていることも知りませんでした。

調べてみたら、とても面白かったので、ご紹介しますね。

 

季節の移ろいを、みごとに、おみくじの色で表現されています。

 

●1/1~1/31は、梅の色(淡いピンク)

菅原公を慕って、都から一夜にして飛んできたと伝えられ、

由来のある御神木の「飛梅」があることでも有名。


1
月下旬から3月まで色々な種類の梅が咲くことからピンク。


●4/1~5/31は、樟若葉の色(淡い緑色)
 

この時期、境内には樟(クスノキ)の若葉が茂ります。
芽吹きの季節ですね。若草色とも言えるでしょうか。  

●6/1~6/30は、花菖蒲の色(ムラサキ)。

あでやかです。

●7/1~8/31は、水色。

暑い時期、涼しさを感じます。

●9/1~9/30は、稲穂の色(黄色)。

収穫の時。秋の訪れを告げてくれますね。

 ●10/1~10/31は、特別受験合格祈願大祭のイメージカラー(濃い水色)。

菅原道真公が、元慶元年(877)1018日に、33歳で、
学者として最高の位であった文章博士になられた事から、
10月は特別な月なのだとか。

 

●11/1~12/31は、紅葉のイメージ(黄色、橙色、赤色の3色)。

菊の色と、紅葉の色、色彩豊かな季節ですね。


どうですか?ちょっと、見てみたくなりますね。

特に、今は4年に1度のおみくじの色。
いろんな季節の色のおみくじを見に、足を運んでみるのもいいかもしれませんね。

 

ちなみに、太宰府天満宮のウェブサイトを開くと、
宮司さん、巫女さんが一列にならんで、
お出迎えしてくれます。
とても厳かな気持ちになります。


ウェブサイトを刷新する際、おもてなしの心を反映したものにして、
サイトカラーは、季節ごとにおみくじの色と連動する仕組みにしたそうです。

なんだか、企業努力(←企業と言っていいものか笑)されています。

今月6月のサイトカラーは、花菖蒲の色の紫です。

とても粋ですよね。

 

この季節ごとに色の変わるおみくじは、
日本らしさを持つ新しい日本の様式への試みとして評価されて、
平成18年に「新日本様式」100に選ばれたそうです。

こうやって、日本の季節を色で表現されているのを見ると、
日本っていいな・・と思います。

紫陽花でも見に行こうかな・・・


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