カラーコーディネーターとカラーリストの違いって? | カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

色彩業界歴25年以上のカラーコンサルタントが、カラーコーディネートのプロになる秘訣を教えます!

 

カラーコンサルタントの三浦まゆみです。

よく聞かれる質問で、

「カラーコーディネーターとカラーリストの違いって何ですか?」

というのがあります。


これって、国とかが定義付けしているわけではないので、

中身がすごく違うわけではないのですが、こんな感じでしょうか。


「カラーコーディネーター」というのが、

一般的に一番みんなが知っている名前だと思います。

カラーの仕事、全般に関わっているようなイメージでしょうか。

東京商工会議所の検定名も、

カラーコーディネーター検定ですから、けっこう世の中に定着しています。


「カラーリスト」というと、

「パーソナルカラーリスト」という言葉もあるので、

似合う色の診断をお仕事にしている人、という意味合いが強いように思います。


カラーを仕事にしている方の肩書きって、他にもけっこういろいろあるんですよね。

・カラーアドバイザー

・カラーセラピスト

・カラープランナー 
 ⇒ こちらは商品企画や建築のカラーを提案する人っぽい感じですね。

・カラーアナリスト
 ⇒ こちらも、似合う色診断のお仕事の方って感じです。

・カラーコンサルタント

私は、「カラーコンサルタント」という肩書きを、ちょっぴりこだわって使っています。

その人やその商品、サービスに最適なカラーを提案するのがお仕事ですが。


あくまでも、「コンサルティング」なので、

クライアントの抱える課題を客観的に見つけ出して、

その解決策を伝え、実行するサポートをしていくということが大切で。

こちらがよいと思うことを提案するだけの

自己完結型のアドバイスにしてはいけない
、という、

自分への約束でもあって、この肩書きにしています。


(本当は、「カラーコンサルタント」って、

ネットで検索されやすいキーワードではないのですが(^_^;))


ということで、肩書きを決めるときには、

カラーの何の仕事をしているのか、とか、

わかりやすいように一般的に認知度が高いものを選ぶのか、とか、

あなたのこだわりで、選ぶとよいのではないかと思います(^^)


あ、ビジネスにおいては、なんとなく、は禁物ですよ。

なんとなく、の理由は説明できないですからね。

ちゃんと意味を持って決めること、が一番大事です!