カラーの仕事・パーソナルカラーリストになりたい方へ | カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

色彩業界歴25年以上のカラーコンサルタントが、カラーコーディネートのプロになる秘訣を教えます!

カラーコンサルタントの三浦まゆみです。

パーソナルカラーとは、似合う色のことです。

人間の肌、眼、髪の色にマッチした似合う色を診断して、

その方を美しく、生き生きとさせる色を提案する魅力的なお仕事です。


私も、長年このパーソナルカラー診断や

そのプロのカラーリストを養成する講座を担当してきましたが、

これは、すごくやりがいのある仕事です。


クライアントの魅力を色で引き出して、新しい発見をしていただけたときの

本当にうれしそうな笑顔を見ると、「本当にこの仕事をやっていてよかった!」と思います。

この仕事のいいところを話すと長くなるので、

(たぶん、小冊子1冊分は書ける!!)

パーソナルカラーの魅力についてのお話はまた別の機会にするとして。

今回は、パーソナルカラーリストを目指す方へ、賢く学ぶ方法をお伝えしていきます。




パーソナルカラーリストになるには、やはりいずれかのスクールに通って、

モデルさんを実際に診断できる実習を積み重ねることが大切です。

プロとして、きちんと安定した診断ができるまでには、100人見る必要があると言われています。


私も駆け出しの頃は、相当診断に迷って苦労しました(^_^;)

散々、同期のカラーリストと、あーでもないこーでもない、と論議したり。

先輩から厳しくも温かいアドバイスをいただいて凹んだり…

その苦労の積み重ねで、今に至るわけなので、必要な過程ですね~


さまざまなスクールで修了資格を出しているので、

それを掲げて自宅サロンを開いている方も多いです。

国で認める資格とかはないので、

どうしても資格を持っていないと仕事ができないわけではありませんが、

対外的な信用のために、しっかり修了資格はアピールしておくといいですね。


今は、パーソナルカラーの検定もあるので、その資格を取るのもいいですが、

紙の上での試験は、知識でしかないので、実技の訓練は確実に必要です。

ここをすっとばすと、最終的には、いいかげんな診断をしてしまって、

お客さまにご迷惑がかかりますから、ここはプロとしてしっかり学んでおきましょう。



さて。そこから、仕事につながるかどうかは、あなたの腕と営業力次第です。


なので、スクールを選ぶときのポイントとしては、

その腕をきちんと磨けて、営業方法も学べるか
どうか。

具体的なチェックポイントはこんな感じ。

◯講師がベテランか

◯実習が充実しているか

◯ドレープなどのツールが購入できるか

◯卒業後も定期的な勉強会があるか

◯お仕事につなげる方法を教えてもらえるか

などをチェックしておく必要があります。



パーソナルカラー検定を主催している協会でも、スクーリングを行っている場合があり、

認定講師制度を行っているところもありますが、選ぶポイントは同じです。


◯講師認定後に、きちんと仕事につながるかどうか

◯認定講師が実際にどのくらい稼働しているか


を確認することが大切ですね。

(意外に、講師資格を発行しただけで、稼働していない団体もあるのですよ)


パーソナルカラーリストのお仕事の形態としては、

マンツーマンのパーソナルカラー診断を行っている方がほとんど。

ですが、数人~数十人規模のセミナーや講座を開催できると、

また、仕事の幅も広がります。


それと、ご自身の専門性をプラスして、オリジナリティを出す方法もあります。

私の主催している「カラーリスト養成塾」の生徒さんは、こんな感じで活かしています。

よろしければ、こちらの記事 をご覧ください。

今は、巷にパーソナルカラーリストは溢れていますので、

差別化するのもとても大切です!


多くの方が「パーソナルカラーリストになりたい!」と憧れるだけの価値はある、

とてもやりがいのある仕事です。

診断力とお客さまへの提案力を磨くには、日々の努力が大切ですが、

ぜひ、この仕事に魅力を感じられた方は、一歩踏み出してみてくださいね。

気になるご質問などありましたら、いつでもメールを送ってください。

必ずお返事させていただきます。

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