今日も読んでいただきありがとうございます。
今回も「バカ売れPOPが面白いほど書ける本」 中山マコト からご紹介します。
前回の記事はこちらです。
今回から実際にどのように書けばいいのかご紹介していきますね。
書き写す
ポイント
①内容をそのまま、全部素直に書きうつす
②一部だけを取り出して書きうつす。
③形や見た目を変えて書きうつす。
具体的には以下に
少しだけアレンジを加える
例 新食感バニラ「××」!しんはつばい!
この新発売をあえてひらがな、又はカタカナにすることで、足を止める効果があるそうです。
強調したいキーワードを目立たせる
例 涼しい酒、揃えました
もとのPOPには、「暑い夏だからこそ、日本酒を冷やでいかがですか?涼しい酒、揃えました。旬の素材と一緒にガラスのお猪口でぐいっと!」と書かれていたそうです。
その中でインパクトが大きいフレーズを使い強調した書き写し方です。
価格勝負なら、価格を目立たせる
例 この量とサイズで128円!
本当に新しいものなら「新発売」「新登場」を強調する
例 新登場! ←ビックリ!新しい食感です。
新しくないものにこの文字は禁物。しかし、試してみて「本当に新しい!」と感じた場合は素直に書く。
書体、字体を工夫する
若い女性向けなら丸字、大人の男性向けなら筆文字など。
形を変えてみる
例 新発売!
同じ文字でも、字の勢いを使ってみたりなど。
ストーリーで落とす!
自分の生い立ちを書く
例 コンビニを始めて10年。一番好きな飲み物に出会いました。それがこれ!○○(商品名)どうしても飲んで欲しいドリンクです。
家族のバックグラウンドを書く
例 家族全員で、ハマル商品って、そうは無いですよね?その「そうは無い商品」に出会いました。
メーカーのバックグラウンドを書く
例 1918年、あのロングセラー商品、○○が世に出ました。今の商品とは味もデザインもまったく違いますが、その「思想」は一切変わらずにいます。その○○が満を持して発売したのがコレ。
開発秘話を書く
例 このなめらかさを出すために、40カ国のはちみつを食べ歩きました。そして、巡り会ったのがハンガリーのアカシヤのはちみつ。極寒の国で生き延びたアカシヤとミツバチの強さがこのなめらかさの秘訣なんです。
どうしてその商品をセレクトしたのか?を書く
例 食物アレルギーのA子(当店のアルバイト)も全然OK。安心して召し上がってください。
成分や、スペックへのこだわりを書く
例 単にグレープフルーツジュースではなく、そのグレープフルーツはどこで採れたものなのか?を追求していくと必ずわかるようになっています。
お客さんの中に生まれた物語を書く
例 お茶の好き嫌いがとても激しい、うちのおじいちゃんが、このお茶はおいしいって飲んでくれます。
苦さ、濃さが昔のお茶に似ているんだって。
デザイン、ネーミングの「いわく」を書く
例 このボトルのデザイン!あの○○を手掛けた○さんのデザインなんです。そういえば何となく共通点があるような気がしますよね?
今日はここまでです。
この続きは次回に書きますね。
ありがとうございました。
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