アドルフに告ぐ 手塚治虫ヒットラー×手塚治虫 ということで、読んだことがなかったので読んでみました。
手塚治虫さんの漫画は何を読んでも感心するし面白いしよくできてるし、すごいなぁ・・・
社会とか文化とか、大きな枠組みの中で、たくさんの人間が暮らしていて
そのひとりひとりが自分の頭でものを考えて生きています。
でもいったん狂気の世界に足を踏み入れてしまったら、
どんな残酷なことや非合理なことも、そのルールのもとで正当化されてしまう。
そこから回復するためには、それはそれは大きな代償が必要とされます。
自分の頭で考える、こんな当たり前のことができづらい社会だと思います。
自分の意見だと自分で勘違いしてるだけで、実はどこかで読んだ本の一説だったり、
どこかで聞いた話をなぞってるだけだったり。
意見を持つこと。
人の意見を聞く耳と、自分の意見を言える強くてしなやかな心を持つこと。
小さなことだけど、そこからスタートして
こんな過ちが少しずつ減っていけばいいと思います。