あまり政治的なことは書かないようにしていますが、総選挙まで1週間、少し感じたことだけ。

 そしてアメリカを襲ったカトリーナを上回るという規模の台風が日本列島に接近していることについて。


★ 政権

 

 cologne独断予想は自民圧勝です。

 たいした理由なんてありません。

 ただ野党が政権交代を叫ぶなら、もっと直接投票制度にするくらいのことを言って欲しいなとと思っただけ。

 フランス国民はユーロ憲法を国民投票で否決した。シラク大統領が政権を持っていても、それを実行できるかどうかの決定は、国民が直接判断出来、決定権は国民にある。

 素晴らしい制度だと思う。

 日本の小選挙区制度は、所詮政党決定選挙でしかないならば、制度そのものを改めるべきだと思う。

 各政党がいろんなマニフェストを持っていて、それが与党第一党であったとしても、実施決定権は国民投票で決定すべき時代になっていると感じるから。

 

 

★ アメリカを襲った台風

 

 ニューオリンズを襲ったカトリーナの被害報道をニュースで見ていて、被害に遭った人々の「声」というものについて、日本人とアメリカ人ではこうも違うのかというのが正直な感想。

 取材カメラに向かって「死にたくない」を連呼する人々、何も食べていないことばかり強調する人々、黒人を差別していると訴える人々。

 亡くなられた方々のご冥福を祈る気持ちは、日本人であるとかアメリカ人であるとかに関係ないことです。

 しかし助けを求める人々の姿や反応が、日本人とはこうも違うのかという驚きは、否定できないものでした。

 そして台風被害から、略奪が始まるまでの時間の短さ。

 まるで独裁者が凶暴な犯罪者を武器で脅し、24時間の監視体制下にあった刑務所が、ハリケーンで刑務所から集団で脱獄したかのような無法状態。

 

 一日も早く、元あった日々に戻ることを願います、それがどのような日々であったのかはしらないけれど。