いよいよ134回全英オープンゴルフ選手権も最終日です。

 今日の最終組のペアリングは昨日66をマークしたグーセンオラサバルとウッズのペアリング。

 ニクラウスが引退宣言したメジャー、最終日最終組なら全勝のメジャー、ウッズには優勝へ向かっての追い風材料がたくさんあります。

 しかし、グーセンもまた強い選手です。

 3日目にあまりにもいいスコアを出すと、翌日はなかなかいいスコアが出ないのがゴルフですが、グーセンというゴルファー、好きなタイプの選手ではありませんが、強い心を持ってる選手です。

 2004年マスターズトーナメント、最終日最終組でアメリカの人気者ミケルソンと対決しました。

 もう会場のパトロン(ギャラリー)全員がミケルソンの応援だったといっていいでしょう。

 特にミケルソンは、「メジャーに勝ったことがない最強の選手」だったこともあり、熱狂的な応援がついていました。

 ひどいパトロンの中には、あからさまにグーセンに対してブーイングや汚い言葉を吐きかけていました。

 そしてグーセンは敗れました。

 しかしミケルソンへの応援に負けたわけではありません。

 彼はアメリカ人のパトロンたちがミケルソン一色の応援をすることを当然、と言い切ったのです。

 ここはアメリカ、「アメリカ人がアメリカの選手を応援するのは当たり前さ」そして「ここが僕の母国なら全員が僕を応援してくれたはずだ」

 当たり前のような言葉ですが、彼の悔しさや、それに負けない強さ、そして母国への愛国心を感じ取ることのできる言葉です。。

 それらの思いを総てゴルフにかけて、彼は2004年全米オープンに勝ちました。

 彼の打倒USA魂は海を越えスコットランドでも変わらぬ野望として活躍するものと信じます。


 ずばり風がひどくならなければ15アンダーが優勝スコアではないでしょうか、そういった意味で8アンダーまでの選手全員にもチャンスありです。


 今日も気持ちのいい徹夜になりそうです。今から眠いのに ・ ・ ・。


 誤解のないように書いておきますがcologneが応援しているのはターガーウッズです、希望的展開は一旦誰かに抜かれて再逆転して勝利すること、かな♪