成績と賞金を基準に判断した場合、現役最強の２頭といえばゼンノロブロイとタップダンスシチーである。
ゼンノロブロイ５歳、タップダンスシチーは８歳馬だ。
今年の４歳馬のレベルはどうかなと思い昨年菊花賞の上位入選馬をチェックしたらデルタブルース以下どの馬も出走していない。
スズカマンボ ＧⅡ ２着 １回
ストラタジェム ＧⅡ ３着 １回
トウショウナイト ＧⅡ ２着 ２回
ハイアーゲーム ＧⅡ １着 １回 ＧⅠ ３着 １回
ハーツクライ ＧⅠ ２着 １回 ＧⅡ １着 １回 ２着 １回
メイショウサライ 実績無
ざっと見ても去年のクラシック戦線やＧⅠで活躍出来た馬はダービー２着のハーツクライ唯１頭しかいない。
一方５歳馬を見てみる。
アイポッパー ＧⅡ ２着 １回
アドマイヤグルーヴ ２４００までしか経験がなく連対無
ウイングランツ ＧⅢ １着 １回
サクラセンチュリー ＧⅡ １着 １回 （故障により回避）
ザッツザプレンティ ＧⅠ １着 １回 ２着 １回
チャクラ ＧⅡ １着 ２回
ハイフレンドトライ ＧⅢ ２着 １回
リンカーン ＧⅠ ２着 ２回
これまたザッツザプレンティ以外はＧⅠ馬さえいない。
こうやって実績面で４歳５歳馬を見てみると一応の候補といえるのは４歳馬ではハーツクライ、５歳馬でザッツザプレンティとリンカーンしかいないことになる。
６歳以上を見てみると
サンライズペガサス
３２００ｍの距離さえ克服すればその決め脚は全馬を差しきるだけの切れ味を持っているが、超スローペース以外に距離克服は無理な気がする。
シルクフェイマス
良馬場での成績はなかなかのものがあるが勝った馬とは差があったのも事実、善戦までか。
ヒシミラクル
復活ということで評価すれば文句なしの実績馬、前走の気配からも復活の可能性大。
４歳５歳馬は実績で、６歳以上は主観で評価したが妥当な見解ではないかと考えています。
赤色太文字の馬が馬券対象馬ということで週末へ向けて候補の馬を絞っていきたいと思います。