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にわとりとたまご


●イエラ・マリ、エンツォ・マリ(著)
●ハードカバー
●30ページ
●215 X 215mm
●日本語




イタリアを代表するデザイナーの一人、エンツォ・マリとその妻でグラフィックデザイナーの


イエラ・マリとの共作絵本。


にわとりが卵を産み、その卵が孵化しひよこが成長していく様子がリアリティたっぷりの緻密な


グラフィックで描かれています。




ストーリーは表示のニワトリの脚のクローズアップから既にスタートしています。



表紙をめくるとほぼ同じ構図で脚が描かれていますが、注意深くみると脚の付け根に生えていた


黄色い羽毛が無くなっていて、ニワトリの成長(時間の経過)が分かります。



ページを進めると雄鶏との出会い、そして産卵(放卵)。



次のページでは一転真っ黒な背景の中、産み落とされた卵が1つ、内部の様子が分かるように


描かれています。



卵が成長は雌鳥が卵をあたためる場面と交互に描かれ、やがてひよこの誕生です。



最終場面(裏表紙の裏)には、黄色い羽毛の中に成長した黒い羽が混ざる、大人へと成長していく


姿が描かれ終わります。




もしストーリーが続くとしたら、成長したこのニワトリがまた卵を産みそして・・・


という永遠に終わることの無い生命の物語が続いていくのでしょう。



この生命のループに関しては題材こそ違えども、同じくエンツォ・マリとイエラ・マリ夫妻が


「りんごとちょう」として発表しています。





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この「にわとりとたまご」は1959年に出版された「L'uovo e la gallina」の日本語訳版で現在は


残念ながら絶版。


ただ文字ストーリーの中では文字が無いので、日本語版でなくてもイタリア語版でもフランス語版


でも楽しめます。




ちなみに、フランスで開催された展覧会カタログ「Lire et Jouer avec Enzo Mari」には、


「にわとりとたまご」の原画が掲載されていますので是非!


※「Lire et Jouer avec Enzo Mari」についてはまた後日。