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モノからモノが生まれる



目次


デカルトの方法における4つの規則
企画の方法を知る
豪華さについて
緑色のリゾット
企画の方法論
デザインの問題のある分野は?
問題とはなにか?
スケッチとデザイン
模型
分析表
コンパッソ・ドーロを無名品に
単純化する
フォルムの一貫性
ヒゲソリの進化
居住可能空間
星座
アビタコロ
パッチワーク
ニットのランプ
読めない本
本の前の本
遊びとおもちゃ
展示のための構造
風向風速計
スクーター
プレファブリケーション
木々の大通り
グランツーリズモ・バス
展示会用の装備
リサイクル
ダブル・イメージ
視知覚のヴァリエーション
生体工学
近接学
人間工学
照明技術
型抜き
全ての感覚に働きかける企画設計を
参考文献
訳者あとがき



●ブルーノ・ムナーリ(著)
●ハードカバー
●132 x 194 x 30mm
●389ページ
●日本語





イタリアを代表するプロダクトデザイナー、グラフィックデザイナー、絵本作家、教育者である


ブルーノ・ムナーリによる、デザイナーに向けた企画設計の方法論を示した”教科書”。


1981年に出版された「DA COSA NASCE COSA」の日本語訳版です。




ムナーリ曰く「企画するのは、そのやり方を知っていれば簡単なこと」。




この本では”そのやり方(つまり企画設計の方法論)”について、家具やアクセサリー、


子供のためのおもちゃや本、車、建築など、さまざまな種類のモノについて、その具体的


成功例・失敗例を取り出し検証しながら明快に示しています。




また、シャッター用南京錠やガレージ用ランプ、薪割り斧など長く愛され続けている無名の


日用品にこそ真のデザインが存在すると言及。


これは、柳宗悦の「用の美」という考えに近いですね。


※ムナーリは大変な親日家だったので、影響を受けているかも知れません。




本書最後では、見た目ばかりを気にして使用者のことを無視した商品を設計する


”未熟なデザイナー”を痛烈に批判しています。


しかしこれは、デザインの社会的役割を担うデザイナーへの期待と情熱の裏返しなのでしょう。(きっと)




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話は変わりますが、


今月も4月22日よりイタリア ミラノでサローネ/エウロルーチェが開催されます。



フィリップ・スタルクやパトリシア・ウルキオラ、吉岡徳仁などの人気デザイナーがどのような


作品を発表するか注目を集めていますが、真のデザインを備えた、いつまでも愛され続けるに


耐えうる作品はどのくらい登場するか注目したいと思います。



見た目ばかりのデザインが多いと、ムナーリさんが怒ってミラノの夜に現れるかも・・・。




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