なぜ、人材流出を止めることができないのか。
こんにちは!Collectの野上田です。 今日は、いろんな会社が抱える悩みについてお話します。「人材の流出」これは、多くの会社が抱えている問題ですよね。しかも、ベンチャーから中小企業には、人材流出は大きな問題です。どの企業も抱えている問題なのに、なぜ解決するすべがないのか。私は、日本の「男性優位の社会のあり方」に大きな原因があるとおもいます。別に現状を否定したいわけではありません笑戦後から高度成長期を支えてくれたのは、頼りになる男性が柱となって頑張ってくださったからだと思います。ただ、社会は変化する時代へと変わってきたということなんです。調和よりも個性を重要視したり、多様性の時代とも言われる現代。時代に合わせて、会社のあり方が変わるべき理由をお話しします。女性の社会的価値の上昇女性の社会進出も増え、職種によっては、女性の方が感性が豊かなゆえに重宝されていたり、女性ならではの着眼点で今までにないビジネスが成り立ったりと、女性の社会進出も形を変えてきました。優秀な人材や幹部候補として、女性を上げる会社も少なくないですよね。しかし、優秀な人材ほど外に出て行ってしまう状況がおきていませんか?それを、女性だから仕方ないで片付けていませんか?そもそも、女性社員は仕事に何を求めているのか。考えたことがあるでしょうか?じつは、それは、男性とは全く異なります。女性の人材流出が止まらない・・・。ご自分の会社にも当てはまるようでしたら、何か行動を起こすことをお勧めします。仕事に求める物の違いに「ヒント」がある。そもそも、女性と男性では「仕事」における価値観や達成感、必要とするものは全く違います。そこを理解せずに会社を続けて行くのであれば、人材の流出は必要な流れだと諦めてください。今まで、変えずにやってこれたから何も問題ない。そう感じているのであれば、あなたは社員の表情をよくみていないのでしょう。不満を持ち、不安を抱えながら働く社員が1人でもいるなら、手段を考える姿勢をとるべきだと私は思います。それでは、実際にどんなふうに女性と男性では「仕事」に対して違いがあるのか見てみましょう。男性が仕事に対して求めるものBEST51:業績(自分の成果・給与)2:上司からの評価3:仕事へのやりがい4:生み出す価値5:職場環境・人間関係女性が仕事に対して求めるものBEST51:生み出す価値2:仕事へのやりがい3:業績(チームの成果)4:職場環境・人間関係5:上司からの評価このように男性と女性では仕事に対して求めるものの順番が違います。一概にどちらが良い、悪いという話ではなく、男性も女性も働きやすい環境を整える必要があると言うことをお伝えしたいんです。男性社会の中で作られた、日本の会社や社会全体の仕組みには男性優位な制度や決まり、風習が多くあります。それを少しだけ女性がより働く意欲が高まる環境へシフトチェンジするだけでいいんです。例えば、業績。売上高や獲得した件数、ノルマの達成率を指標にするのはとてもわかりやすいです。それにプラスして、売上、件数を獲得したことでどの様な社会的な貢献ができてのかを見えるかして提示するのはどうでしょう?住宅や車などはわかりやすいですね。ノルマの達成=新しい門出や購入者の人生の世界を広げると言う価値を感じることができやすい。業績を達成したお客様へ手渡すタイミングに必ず立会いをする、どの様な目的を持って購入されたかをしっかりとヒアリングする。など営業を行う中で、価値を感じるタイミングを作ることでも感じることができるでしょう。やりがいと生み出す価値は方法次第で業績を何倍にもすることができます。生み出す価値を感じることが増えれば、仕事に対するやりがいが生まれ、仕事が楽しいと感じると、業績を上げることも楽しいと感じ、業績を上げることが価値を生み出すことになっていくんです。生み出す価値 × 仕事へのやりがい =業績の拡大これは、いつの時代でも成功するチームの秘訣です。社員の幸せを考えたことがあるか。仕事は、アルバイトでも、契約社員でも正社員でも、生きていく中で人生を支える大切なものです。勤勉な日本人は仕事に対して割く時間も、熱量も世界トップレベル。せっかくそれでけのリソースを仕事に使うのなら楽しく、やりがいと生きがいに繋がるもののである方が「幸せ」だとおもいませんか?男性と女性が「仕事」に対して求めるもの、それがバランスよく整った時、あなたの会社の社員はどんな表情をしているんでしょう。どんなお声かが上がっていると思いますか?どれだけの社員が幸せに働いているでしょうか?ぜひ、想像してください。そして、ご自分の仲間たちを幸せにしてあげてください。そうすれば、必ず人材の流出は止まります。