キラキラさくら台湾ようこそ日本雪の結晶キラキラ

 

 

2022年9月の

天文マニアではない私のような一般人にもわかりやすい

天体トピックスのひとつは木星とほぼほぼ満月の接近でした。

 

9月11日にそのシーンをみることができました。

最接近というよりも月がまだ

海を照らす位置にいるあいだにみたいとおもいました。

 

 

 

 

こうした天体ショーに

天体マニアではない一般人はどういう反応をするのでしょうか。

 

ヤフコメをみるとある方は

 

『木星がこんなに明るく見えるとは知らなかった。初めてなんで感動だったね。

 満月で夜空が明る過ぎて、星々は全く見えない状態だから、

余計に満月の近くで輝く木星のみが目立っていたよ。

木星よりも南へ離れた位置に木星ほど明るくはないが、

輝く土星も確認できたよ。 

中秋の名月と木星のランデブーと付き添いの土星に大満足だったね。』

 

とおっしゃっています。

 

年配の方々も子供のころの気持ちを想い出してときめいておられるようで

ある方は

 

『昨夜の「中秋の名月」 思わず「出た出た月が~まぁるいまぁるい…」 

と歌ってしまった

 見事な満月 

今夜の木星との組み合わせも本当綺麗 

10月8日の十三夜も楽しみにしよう 

しかし、日本人は素敵な表現をしますね 

十三夜とか十五夜とか、十六夜(いざよい) 宵待月、立待月、三日月とか。 

日本に生まれて良かったと思える瞬間ですよ』

 

とおっしゃっています。

 

別の方は

 

『さっき仕事帰りに空を見上げてお月様の隣に何か輝いているのは見えていたんですが、

あれは木星だったんですねー。

自転車だったのでじっくり見ることは出来なかったけど、

止まってゆっくり見ればよかったです』

 

とおっしゃっていて

きっと一番多そうな感想ではないでしょうか。

 

あまりすなおでないリアリストたちもこのショー

(というより他の人たちの感想に?)

に反応しておられました。

 

『 度々月の話題では寄り添うように見えるって言うが、

地球と月の方が距離は近いんじゃないの。

他の天体から見たら、地球と月ってどんな感じに見えるんだろう。』

 

『 別に大接近してる訳じゃないよね。ほぼ同じ方向に見えるだけだよ。』

 

それぞれのコメントをだれが発信されたのかはわかりませんが

どの感想もひとりの人格から発信されたと信じられるもの。

 

趣味はコメントです というのをきいたことがないので

たぶん人々はそれときづいていないかもしれないけど

コメントは無料でできる趣味となっていて

現代では俳句や短歌や川柳に迫る

著作権のある芸術作品という性格を帯び始めてきていると感じます。

 

メディアが記事の見出しにとりあげはじめているので

それを目標に

インパクトの強いおもしろいコメントを発信しよう

という感じの

趣味のコメンテイターな人たちもおられるのではないでしょうか。

 

コメントは

偶然に字づらが並んでできる偶然または自動作成の機械的な文章ではなく

それぞれ発信者のなんらかの価値感が反映されていて

ひとりの誰かの思考力から出る感想が字によって紡がれたもので

いろいろ想像できておもしろいですね。

古今和歌集とかにでてくる詠み人知らずの作品な感じです。

 

 

 

 

それぞれのコメントの中に発信者お一人おひとりの持たれる

情緒や価値観の一定の方向性や枠を持った統一性を感じます。

つまり

発信者の姿や気配は全然しないけど

このコメントをみるだけで

これらのコメントの数だけ個々の人格的存在がいるはずですよね。

 

雪の結晶

 

コメントの対象となっているこの天体そのものはどうなのでしょう。

 

それぞれの天体はあまりにも規則正しく時間通り動くので

数百年後の空の様子も

知ることができるようです。

 

そのおかげで

四季があり,農業ができ

人生や将来や来週の計画をたてることができます。

 

天体の法則の動きが生み出している建設的で生産的な結果をみると

 

この自然の動きに目的を持つ理知ある思考力が働いているはず

とおもいます。

 

理知あるところには思考力があり思考力はだれかのなかにあります。

 

この壮大で恩恵をもたらす作品のことで感想をいうだけでなく

感謝するのも忘れないようにしたいと想いました。

 

 

 

 

 

 

 

サーフィンおんぷ

 

 

ありがとう