台湾では一年を通じて比較的自由に野山を歩くことができて
何度か野猿や野犬の群れにおびやかされましたが
ヒグマではないのでなんとか
なります。
温かくて食料が豊富なせいか
大都市でも生き物は北海道よりも身近で
市中でもてきとうに総菜などを買って
友人たちとよく鴨がいる水辺に寄って食事をしました。
今週の晩のrr-book…p108 の挿し絵を観賞して台湾を想いだしていて
台湾では周りに背の高いマンション群が水面にうつるし
太陽光が強すぎるのか湖沼は緑が濃いけど
それ以外はだいたい似たような雰囲気です。
あの絵には忠実に
JR北海道201系気動車のラベンダー色の翼の次列風切も再現
著作権がなくてここにあっぷできないけど
その絵も鴨の家族が美しい水辺にいてすてきな家庭がおやつをあげていて
そこになぜかシラサギの一種も來ています。
あの絵は生き物にちょっと詳しいひとにとってはとても含蓄あって
もし今だったらそのシラサギは
優しそうな人たちからおやつをもらおうとしてそこにいるのではなく
鴨の子どもをねらってそこに來ていることに
なります。
先日観させていただいたある北海道のブログで
札幌の公園で
10羽以上の雛をひきいて泳ぐ水鳥のママが
報道され
その方は喜んでいってみたけど雛ちゃんは5羽しかいなかった
なんでだろう??
みたいにいっておられました。
子どもがみんな大人になれる家族は鴨にとっても大偉業ですね。
そんな身近な公園などで鴨の雛がじわじわいなくなるのは
ほとんどの場合
しなやかなハンターである
キツネやフクロウのような愛されキャラ*の仕業ではなく
*リスの敵なので苦手ですが
鴎とかサギとかカラスのような
身近にいくらでもいる半グレの仕業です。
以前に美術館公園のオオバンの子育てを観察していて
こんなこが來たので
え〜サギも遊びに来るんだ~♪
と想っていました。
ところが…
そして雛はどんどん減っていき…
まさかサギがほかの鳥の雛を〇むなんて想像もしていなかった。
ボクの出身地/福井を通る特急の愛称にもなっている
(中学を卒業したところが出身地という定義で)
しらさぎ…❆
正式にしらさぎという名前の鳥はいないそうですが
観察しやすい身近な野鳥で
あえると嬉しいですし
美しい鳥
詐欺との絡みでジョークのネタにもなっているほど
親しまれているサギですが
ほんとうのサギは
槍のように鋭利な嘴とブラックホールのような長い首を
無慈悲に駆使する
他の生き物にとってはほんとうに凶暴で恐ろしい鳥なのです。
サギもカモメもカラスもあえると嬉しい野鳥です。
半グレといってすみません。
鴨の身になって敵目線になってしまいました。
でも小さな生き物から見ればサギは巨大な肉食恐竜。
雛にとっては鴎もカラスもサギも
私たちにとってのヒグマ以上に現実的な脅威です。
ほんとうにきらいな食物連鎖。
でもあの挿し絵のように将来正常な生態系が回復して
しらさぎも水鳥の雛もみんなが仲良くなれるのは嬉しいです。
今年はうちの周りにもキツネがいます。
小樽でもコロナで天狗山や登山道の観光客や人出が減って境界前線が
人里まで拡大してきてるのだと想います。
その向こうにシリベシの大地が広がっている
天狗山やその先の原生森林域から
小樽市中までは緑地帯がいくつもつながっています。
札幌の郊外である手稲や東区や南区で熊が出るなら
小樽中心部も全域が山里の公園都市なので
どこにヒグマが出てきても全然不思議ではないですね。
小樽がある 後志/シリベシ では
自宅の周りで山菜採ってるだけで行方不明になる方もおられ
ます。
後志の山はつながっていて一頭の熊は70㎞四方へ移動している
とおききしました。
後志のセイコーマートのブックコーナー
ふつうにこんな本が
⤵
JR北海道が熊と接触する機会が増えているそうですね。
乗り鉄にとっては
さすがJR...無敵の森の王者はJR気動車だ⭐︎
JRで移動していればどんな山奥も安全☆
と
なります
が
撮り鉄にとっては
逆に
わたしたちが生身で撮り鉄をするような原野に
ふつうに熊がひそんでいる
と
いうことですよね。
北海道では少ない本数の列車を待って
数時間も大自然の中にいるのなんてふつうですし
乗り鉄であっても
クマは無人駅にでさえ出ているわけですから
注意したほうがベターです。
これは動物園ですが
こういうのが
檻/オリがない状況で一万頭以上も自由に歩き回る
北海道
どこででもスッと出てくる可能性があるのが
北海道。
野山や無人駅の周辺でJRx徒歩で撮り鉄するのは
やめようとおもいます。
(真冬以外)
将来は
夜の森林でも安心して眠れるようになる
なんて夢のようです
今は
北海道では森林なんて昼間でも歩けない
ですから。
春~晩秋はJRは乗って車窓から楽しむだけにしようとおもいます。
以前は熊のことはそんなに考えてなくて
常紋峠も一人でなんどかいったし
こんなふうに友達も森の奥へ案内していました。
なんていうことをしていたのでしょう。
なにもおきなかったのはラッキーでしかない。
その岩の向こうにクマがいても全然不思議ではないのに
こんな行動をとっていたなんて…❆
(連れていった友達です)
知識がないと大自然をなめまくってしまいますね。
知ってしまうと
もうぜんぜんがんばれない。
↑
ほどではないけどブログしてるときPCでたまたま流れているBGMの歌詞でした♪
ほんとうに鉄道ファンなら鉄道で行って駅から歩くべき
と
思っていたけど
北海道に限らず確実に安全な方法で
野山での撮り鉄をしたければ
クルマでいってクルマの近くで撮るしかないですかね。
真のレールファンならしたくないことだけど
すでに私は日本のガチな鉄道ファン(鉄ヲタ)の皆さんからみても
中途半端で相手にされていないし
最近のクマ事情を考えるなら
最寄り都市までJRで行って
JRの収入になる駅レンタカーを利用すれば
☆好い☆
と
おもうことにします。
九州とは違って
北海道ではコロナではなくても
野山を一人で出歩くのは危険すぎます。
荒野に住み森林で眠る。
エゼキエル34:25
せいしょのこのフレーズは高校生のころから大好きでこのテーマで
作詩して歌っていました。
いつかほんとうに森林で眠ってみたいです。
そのとき
荒野に住み森林で眠るわたしたちの
丘の周りにたえまなく降り注ぐのは祝福の雨
羊の群れをまとうまきばと穀物に包まれた平原は
尽きない感謝をいつまでも歌うのです♪